この時期になると、あのことを思い出す……。
あれから、もう3年経つのに。
思い出し方はだんだん曖昧になるけど、それでも苦しい……。
もう、嫌だな……。
何かの手続きを忘れて、病院の人に怒られる夢を見た……。
病院行けってことなのかな?
探してみるか……。
母にだけ「いきなり正社員は無理そうだからバイトからかな」と言えた……。
父には追々かな……?
気分?
今日はなんかどん底っぽいよ……
時だけが、無駄に流れる……。
「正社員になる事」を望む父。
「ゆっくり社会復帰する事」を望む私。
なのに本題に入る前に喧嘩になってしまう……。
「ハローワークへ行く事」のどこがいけないんだろう?
「復帰して援護を受けろ」って言いながら、「援護に頼るのは甘い考えだ」とか……。
そんなに怒鳴らなくたっていいじゃない。
そんなんじゃ、怖くて「本題」を話せないよ……。
昔からだけど、私の考えはすべて「甘い考え」で、
父の考えが「正しい考え」って事になって……。
でも、その「正しい考え」に基づいて公務員になり、そしてうつ状態になった私は、彼にはどう映っているんだろう……?
お金がない、なら、素直に認めて欲しかった。
受けられる奨学金あったんだし。
たしかに、当時「作家になる事」しか頭になかった私は、世間なんて何も知らなかったかもしれないよ。
でも「夢を追いかける時間」が欲しかったんだ。
「夢」は頭ごなしに否定され、
「現実」を無理やり押しつけられた。
まぁ、「バブル崩壊後の日本」で夢をみた方がオカシイのかもしれないね……。
とはいえ、大学行って「私がやりたいと思っていた事」をすべて実現している友人に、醜い程の「嫉妬」を覚えたのは、赦してほしいな……。