よぉ。‡冷蔵庫‡だ。
今日、宮城県仙台市の空港が、
仕事を再開した。
つまり、もう少し経てば高知に帰れるということだ。

これまでの時間は、長いようで、とても短かった。
炊き出しの手伝い、
石巻市と松島市の視察。
それに、塩釜市などにも行ったな…。
人と人とが協力して何かをすることは、
とてつもなく難しい。
自分の意見は通らねえし、
人に意見を受け入れなければ信じてさえもらえねえ。
俺は、東日本大震災のボランティア活動を通して、
人と人との繋がりの大切さと、重要さを学んだ。
綺麗事とか言うなよ。
残念だが、これが今の本音なんだ。
家族を失って、泣いている人が沢山いた。
遺体収容所には、未だ多くの人たちが押しかけている。
その光景を目にして、俺は切に思ったね。

もし、もしも。
明日、自分の大切な人を失ってしまったら。
もう二度と、話せる日が来なくなってしまったら。
そう考えると、正直言ってぞっとしてしまった。
だが、そうなってしまった人たちが、
東日本の地域には沢山居る。
泣いても、喚いても。
もう、好きな人は帰ってこない。
それは、友人であったり、家族や恋人であったり、ペットであったり。
大切なものでさえ、自然の脅威は一瞬でそれを奪っていく。


なあ、もし。もしもだ。
もしもこれを見ている奴で、
大切で失くしたくないと思える奴が一人でも居るのなら。
そうであるのなら、今すぐにでもそいつに全てを伝えに行け。
喧嘩は、明日まで持ち越すべきじゃないし、
嫌い嫌いと言って拒み続けたって、
その人を失った後に余計後悔が増すだけなんだ。
俺の周りには、そういう奴らが沢山居る。
ただ、高知に居るそいつらは、
まだ事の重大さにすら気付けていない。
でも、今回の被災者は、
良く言えば大切なことに気付けるチャンスを得たんだ。
少しだけ、そうポジティブに捕らえてもらえれば、この上ない。

個人名を出してすまないが、
相川、SHI☆SEさん。
お前らは、気仙沼市に住んでいるんだってな。
俺は、テレビに流れる映像を見て、
鳥肌も立つほどの恐怖を覚えた。
火の海だとかなんとか奴らは報道するが、
簡単に言って欲しくはねえよな。
まだ、余震は続く。
せっかく、縁があって出会ったんだ。
そして、お前らは死ななかった。
その命、大事にしてくれ。
数秒でも、無駄にするんじゃねえぞ。
今日も、死にたいと言っている奴らが、
この世の中には沢山居る。
何が自殺だ。何が死にてえだ。
結局はそう言って、
ただ目の前のことから逃げているだけじゃねえか。

変えられねえなら、変えればいい。
無理なもんなら、諦めて前だけ見てろ。
お前らの捨てた数秒を、
生きていたいと思い、泣きながら死んでいく奴が沢山居るんだ。
それだけは、忘れるな。
いいか、絶対にだ。


…長くなっちまったな。
あと、偉そうなことを言って、悪かった。
本当に申し訳ない。
軽くボランティアの仕事齧ったくらいで、
何いい気になってるんだって話だよな。
そして、記事がとても見難いという指摘を受け、
少し改行してみたのだが…。
あんまり変わらねえな。ははっ。

追記で返事だ。
相川とSHI☆SEさんへ。