どうしたらいい
どうしたい
どうしよう。
もう、信じれないだろう、どうしようもないんだから
修復だって不可能で、歩み寄れもしない。
歩み寄れば同じ歩数だけ、後ずさる
堂々巡りで埒があかない。
何でも知ってる存在になれたら、この答えは見つかるのか。
答えは…
忘却の彼方なんて
望んでいる時は忘れない。
忘れたいと願う時点で覚えているし、思い出している。
私に反比例するように、あの方は忘れているようだ
私が必死になって愛しいと思えば思うほど、あの方は忘れていけるのかもしれない。
ならばあの方が私を愛しいと思えば、私は安心してあの方を忘れていけるのだろうか。
不安が不安を呼び、ついでと言うように煌々しいあの日を呼び起こす
そのたびに私の頭蓋は痛む、胸は締められ、息をするのも辛くなるのに。
どうだっていいのだ、と高をくくり
必死に日常を生きるが、どこか虚無に似た心が時々あの日々を私に思い起こさせる。
働いていないと、何かしていないと
息苦しいと感じだした今日この頃
厚さ1ミリの水が足元から体を伝い喉元へいき口を覆いだしたかのような危機感
最早空気を吸うために空いているのは鼻のみ
ぴちょんぴちょんという水の音すら既に恐怖だ。
愛は水で
私は魚でいたかった