「あらたまの」は、
和歌における年、月などにかかる枕詞です。
掘り出したままの玉を表す
「新玉」や「璞(あらたま)」に由来しているといい、
新年の 荒々しい生まれたての魂、
あるいは再生した魂に通じるともいいます。
原点に返り、心新たに新年を祝う
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凛と張りつめた冷気に
身も心も清められる日。
座敷の床の間には、
神さまの依代(よりしろ)の松。
おめでたの赤には縁起をかついで
鈴なりに実をつける千両や
長春花(ちょうしゅんか)と呼ばれる薔薇を合わせることもある。
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お正月の祝箸は柳
両端が細くなった両口箸で
片方は歳神樣へ、
片方はわたくしと共に
一年の多幸を祈り
歳神さまと一緒に食事をするために。
おせち料理は
重箱に縁起物の食材をぎっしり詰め込むこと。
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どうせ食べないから勿体ないなどと
ケチくさいことは以(もっ)ての外
めでたさが
たくさん重なるように。
門松、鏡餅、松竹梅
食卓には少し早く咲くように
鉢植えに移した福寿草
わが家では毎年 元旦に新しいものを[おろす]風習があります。
今年は新しいスリッパを買いました。
ハレの場(結界を設け、清浄な空間をつくる)
そんな意味があるみたいです。
福々と
みなさまに幸せが舞い込みますように。
よゐお年を♪