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花びら餅の悲劇

話題:和菓子

花びら餅、新年の初茶会で濃茶と戴く
茶菓子として有名らしいです

娘の学校は選択授業に華道か茶道の
どちらかを選ばなくてはなりません

娘は「花より団子」と茶道を選び
集まった子も似たような志の子達で

初茶会の授業を初めて経験した子達は
この花びら餅が食べれない子が続出し

怒られるので無理に濃茶で流し込もう
として 濃茶は普段のお抹茶より

遥かに濃いので飲み込めず
花びら餅ごと吐いちゃった子が居たり

グループで1つの濃茶を回し飲むのに
余りの濃さに飲むふりで次に回すので

濃茶は一向に減らず 最後の子が
頑張っても飲みきれず限界で泣き出し

その内 花びら餅を食べず隠して
いた子が居たりで お茶の先生は

この無作法ぶりに怒り心頭して担任を
呼び出し大騒ぎになったそうです

私は話を聞き 好奇心がフツフツ湧き
どんだけ恐ろしい菓子なのだろうかと

娘に頼み花びら餅を買ってもらうと
見た感じ、餅にゴボウが刺さっている

中に味噌餡が入りゴボウは甘く煮て
お茶が欲しくなる甘さで私にはキツイ

でも甘党なら普通な和菓子だと思う
何で生徒達に不評なのか娘に聞くと

ゴボウ味菓子なんて不味いと言います
・・・なるほど

でも考えれば和菓子の材料は殆んど
野菜ではないか、ゴボウへの偏見だと
言うと

これに濃茶の組み合わせが凄いらしい
娘言わく飲み込めない程ドロッとして

まるで緑のスライムみたいと言います
・・・な、なるほど・・・

私は子供の頃 給食でハンバーグ脇の
甘い人参を食べて吐いた事がある

今も好きではないが食べようと思えば
食べれる、きっと同じ事かもしれない

生徒達も大人になれば 花びら餅も
濃茶も戴けるようになるかもしれない

駆け足旅行 帰宅 (その3)

話題:旅行

やっと小さな保養所があったので入る
入浴料は1人500円廊下を行くと左右

男湯女湯の暖簾があって見ると女湯の
引き戸全開でおば様達が入口付近で

大声で雑談してるので暖簾の間から
おば様達の裸体が・・・

何故か男ども気にする事もなく男湯へ
娘は何をツボったか口を押え必死に
笑いを堪えている

めちゃ熱いけどいい湯でサッパリした
駐車場へ行くと先ほどのおば様達が

それぞれ車を運転し帰って行く
車にはモミジマーク 近所の人達で

週1度は ここに来るそうで地元の
おば様達は元気で大らかだ

市内に戻り遅い昼御飯を郷土料理は
ソースカツ、馬肉、わっぱ飯とからしい

鶴ヶ岡茶寮へ、予約制らしく
聞いてみると予約なしで入れてくれた
コース料理は美味しかった

最後に道の駅へ娘の希望の
ソフトクリームを買う
娘は蕎麦ソフトを注文するが

粉臭く食べれないと言うので1口貰う
不味くないが また今度これ食べるか
と言うと まぁ食べない な感じ

息子が半分食べ 後は自己責任で食え
と娘に渡す 娘は1人黄昏て食べていた

車中で新選組由来の地に行きたかった
言う話から何故か銀魂話で盛り上がる

高速を走りドライブインで遅い夕食
娘は食後またソフトクリームを食べる

夜遅く帰宅 猫達と再会を喜び合おう
とドアを開けると和室からヒメが顔を
出し こちらをじーっと見ている

呼ぶと・・・あっ・・・引っ込んだ
何ちゅう素っ気無さ

荷物を置くと やっと眠そうに猫達が
来て興味深々に荷物の匂いを嗅ぐ
・・・主より そっちか!でも皆元気

翌日は日曜で息子は昼過ぎまで寝て
いた。一昼夜運転で疲れたんだろう

7月に旦那さんは癌腹腔鏡手術を受け
幸いな事に今は転移もなく元気だ

息子も思う事があったんだろう
息子が言い出さなければ行かなかった

短い旅行だったけど息子に感謝したい

 

駆け足旅行 現地 (その2)

話題:旅行

6日の朝6時に喜多方へ着く 朝食を
とる事に 喜多方と言えばラーメン!

目当ての店は まこと食堂だが開店が
7時だった

前の駐車場で時間を潰していると
何人か男性が車で来て店に入っていく

どの人もグレーの作業着を着てるので
店の関係者か従業員か客なのか・・・

しばらくして暖簾が掛かったので入ると
先程の男性達は地元の常連らしかった

ラーメンは縮れ平麺でモチっとした感じ
シンプルで美味しい 食べていると私の
器に『ラッキー大当たり』と書いてある

何にか聞くとお土産用の生ラーメン
2人前セットが当たったらしい

「あら!」と偶然な感じでくれたけど
見知らぬ客に配慮してくれたんだろな

会津市内の宮泉酒造見学、地酒の
試供コーナーで旦那さん固まる・・・

飲んでは悩み 悩んでは飲む 3本購入
こんな真剣な顔を今まで見た事がない

娘が赤べこストラップ購入 1cm程の
小ささなのに首がちゃんと動く

地酒チョコと酒饅頭をお土産に購入
私は酒類が飲めないのに何故か
日本酒の香りだけは大好きで

この酒饅頭は今まで食べた酒饅頭より
遥かに香りが良かった

鶴ヶ城へ白虎隊の資料を見つつ五層へ
頑張って登ると町の四方が一望できた

お昼過ぎ 朝ラーメンが効いたのか
まったくお腹が空かず 先に温泉へ

と移動するも目当ての温泉の住所を
メモり忘れてナビに入力出来ない

別の温泉でいいかと探し山道を行く
深く雪が綺麗だ もう蟲師の世界です

駆け足旅行 (その1)

話題:旅行

息子が突然 休みの日に皆で旅行に
行こうと言い出し 皆の希望をメモる

旦那さんの希望は温泉に入ったりとか
ご当地の料理が食べたいとか
この人が家で唯一まともな意見を言う

娘の希望はソフトクリームが食べたい
・・・何故に今ソフトクリーム?

私の希望は雪が見たいと言うと皆から
ただでさえ寒いのにと文句を言われる

家は猫達も居てコムギの薬もあるので
日帰りで 皆の希望が叶う場所を探す

結局 纏まらず以前に息子が行った
会津若松方面に日帰りで行く事に

夜出発で早朝に着く事にしました
荷物は温泉用タオル着替え位で適当

当日、服装は寒い地方で普段より少し
厚着程度でいいかと旦那さんを見ると

何故か防寒ズボンにウィンターブーツ
を装備している

「仕事の帰りに買ってきたんだ」との事
・・・この人が1番やる気だ

出発時 餌を一応2日分置くと晩御飯
が終わってるヒメがモリモリ食べ出す
・・・不安になったので3日分に増やす

いざ玄関を締めようとするとコムギが
ドアから ひょっこり顔を出し

「どこ行くんですか 僕も行くス」と
着いてくる気まんまん

「部屋に戻らんと拾った林に帰すよ」
と脅す

何だか猫達を見てると旅行を
決めた事を もう後悔している

ある老人のした事

話題:びっくりしたこと

先週月曜に知人と用事を済ませて
近場のファミレスで一緒に昼ご飯を
食べました

ご飯時で店は混んでいて私達の隣席に
後から男性2人が座りメニューを見て

1人が店員に自分は少食でライスの量
を減らしてくれと言い

店員が半ライスを勧めると半ライスも
食べれないと話が中々纏まらない

見れば70歳前後な白髪小柄の老人達
散々揉めた後に老人達の料理も来て

セット料理を食べながらグラスビール
を飲んでいた

何となく2人の会話が耳に入り1人が
登りたい山があるけれど年金生活で
金も無い 体力も無い

あるのは時間だけ、若ければ
やりたい事が沢山あるとか
山のカッコよさを熱く語っていた

外は雨降りで止みそうになく
知人が食後用に頼んだデザートが
来た頃には 店も大分空いてきて

老人達も食べ終え 先に席を立った
少食と言うだけに随分と食べ残して
あった

しばらくして店員が片付けに来て
急に慌てだし老人達を探している様子

店員の手には会計伝票が握られて
どうも老人達は支払いせず出たようで

私は食べ残しは気になったが
テーブルに置いたままの会計伝票は
気が付かなかった

ファミレスのレジカウンターは
呼ブザーだけで 店員が居ない瞬間
がある

うっかり支払い忘れたのだろうか
本気の無銭飲食としたら1回や2回
ではない気がした

見た感じ普通の老人達だったし
相当お年だったのでショックだった

あるのは時間だけと言った老人の
言葉と沢山残していた食べ物と

それを片付ける店員の疲れた表情が
何とも やりきれなかった

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