それぞれの車種によって、人気の色には違いがあります。
トラックは昔からホワイトが不動の一番人気です。
ところが、他の車種の場合は、査定額が上がるという点では、ホワイト、ブラック、グレー系が人気色です。
良く買われている色、イコール、需要の高い無難な定番色が買取の現場でも有利という訳です。
パール系やメタリック系の色になりますと、ソリッド系の色よりも人気が高く、査定額が高いとされています。
他にも、限定色などの希少価値のある場合は高値になることがあるそうです。
乗用車は普通、初度登録の年月をベースにこの車は何年落ちだなどと言います。
よく混同しやすいのですが、製造年ではなくその車が初めて登録された年数ですから気をつけてください。
当然ながら年数が多ければ多いほど安く査定されるため、たとえば10年落ちに近づいてくると過走行車ということで非常に低い価格になるのが普通です。
売る方にすれば気の毒な話ですが、もし購入する気持ちで考えてみると、10年落ちで安い価格帯になっている車の中には状態の良いものもあるわけで、探し方次第では掘り出し物が見つかるかもしれません。
自動車の年間走行距離というと、自家用車に限って言えば1年で約10000キロと見積もるのが一般的です。
総走行距離数が5万キロを超えたところで走行距離が長い多走行車と言われるようになり、5万を境にどんどん査定は減点されていき、10万を超えた車は過走行車と呼ばれて値段がつかないこともあります。
では走行距離が少ない車は高いのかというと、一概にそうとも言えないところがあります。
マシンの状態を正常に保つにはある程度の駆動が必要で、年式に比して走行距離が極めて少なかったりすると、機構の状態がむしろ悪くなり、思わぬところが故障しているケースもあり、リスク回避で低い値付けになる場合があります。
ネットや電話で申し込めば、その日のうちに査定してくれる買取業者があります。
急にお金が必要になったなど、早く売りたい人には便利ですが、即日査定にこだわると後で減額されることにもなりかねないので、なるべく複数の業者に見てもらいましょう。
「車査定 即日」のキーワードで検索して、自宅近くの業者を下調べしておき、可能な限り多くの業者とコンタクトをとるようにしましょう。
車の売却を済ませた後から、「瑕疵担保責任」を言い訳にして買取店舗が契約を解除したり買取金の減額を通達されることがたまにあります。
自分が事故歴などを業者側に嘘を付いて売ったのならば売却側が責任を取る必要がありますが、査定時に何か見落としがあったというならば自分に非はないのです。
買取店舗が自分の納得がいかない言い分を押し通そうとする際には、消費生活センターなどに行って、いざこざが起きている旨を相談してみるときっと良い方に解決するはずです。