車の査定において、事故や災害にあった車の場合は、普通より悪い査定となることがほとんどです。
だからといって、事故にあったことをごまかすようなことは思いとどまった方が賢明です。
その理由は、後から事故歴が判明してしまいいざこざへと発展するケースが多くあるからです。
中古車の買取業者は本職の人たちなのですから、うまく事故歴を隠蔽したつもりでも、いずれ明るみに出てしまいます。
不快な気持ちになってしまわないためにも、嘘偽りなく申し出た方が良いでしょう。
車を買い替える際には、今までの車をどうするか、というのも大事な問題で、手間暇を考えてディーラーに下取りに出したくなるかもしれませんが、それよりも買取業者に頼んだ方が、だいぶ金額的に得をするらしいということが、広く知れ渡ってきており、利用者は増加の一途を辿っています。
一昔前なら、買取業者を利用するには、直接出向くのが普通でしたが、今は違います。
お店に行かなくても、自宅、または出先であってもネットが利用できる環境があれば査定額が大体どれ位になるのかがわかります。
そのための専用サイトが車査定サイトというものです。
メーカー、車種、車名、年式などといった基本的な項目を埋めていくだけで、数十秒から数分ほど後、入力されたデータと相場から引き出された、適正額がわかります。
出張して査定してくれるというサービスを利用せずに店舗に直接出向いて査定依頼をしてもいいのですが、大体の業者の出張査定は全部無料でやってくれますから使ってみようという人も少なくありません。
買取業者のところまで行かなくても良いというのは、ポイントが高いですが、ただで来てもらってるのに買取を断るのは言いにくいと感じる人も少なからずいます。
売却予定の中古車の査定額を決める場合に、非常に大きく関係するのが走行距離です。
一般的には、走行距離が伸びるにしたがって、査定額はどんどんダウンします。
5万kmを越えた車は通常「多走行車」という呼び名があり、マイナス査定に影響する結果となる場合が多いです。
10万キロメートル以上の車に関しては過走行車という名称で呼ばれ、車によっては0円査定になる場合もあるのです。
ボディカラーの如何によって、中古車の査定額は大きく変動します。
定番カラーの白や黒はいつでも安定して人気があるため、査定時にプラスの評価が出ることが多いです。
また、シルバーカラーの場合は定番であることに加えてボディーなどの汚れが目立たないのでもっとプラス査定がつきやすいのです。
これらとは反対に、それ以外のボディカラーの場合は、見積額が高くなるとは考えにくいのです。
査定の際に流行のボディカラーであったとしても、たいてい流行は一過性のもので、その車を買い取ってから売るまでの間に流行が廃れているかも知れないからです。