心なんて開くからいけないんだ
だから傷つけちゃってこんなことになるんだ
わたしがわるいわるいわるいわるいわるいわるいわるい
もう誰にも心なんて開かない。開いちゃいけないあまえんなごみのくせに
でも開いたふりして笑え
じゃないと傷つけるから。笑ってればいいどんなにつらくたって誰にもわかりゃしないんだから笑ってれば誰も傷つけないから泣くんじゃねえよ気持ち悪いなわらえわらえわらえわらえ
こんなどうしようもなくてもはなしてもらえるんだからもとめるんじゃねえよみのほどしらず。
あの人は、同じなんかじゃなかった。
元々からしてあたしなんかとは違う、きらきらしたものだった。
周りに人が自然に集まってくるような。
やさしいから私なんかにも、僕なんかにも近づいてくれたんだね。
…なんだ、
口ではそういってたけれど、大丈夫なんじゃないか。
だったら、はやく消えればよかった。
おいてかないでほしかった。
結局ひとりになるのなら
最初からひとりにしてほしかった。
闇に溶けて消えてしまえればいいのに、誰にも迷惑かけないのに。
ねぇ、
どうして私はここにいるの?