むかし、高校のときだけど、教師のひとりにすごく手が震えてしまって板書のときも字が歪んでしまう人がいたんだけれど、

その板書をみて、めちゃめちゃ笑いだしたクラスメイトがいたんだ

そしたらクラスのほとんどの人が笑いだして『変な字』『あの先生でしょ』『マジきちがい』とか言いだして

当時から私はKYな感じで、人と違うことを好む性格だったからその場のこたちと一緒に笑うことはなかったけれど、

けれど、

あの場にいたクラスメイトたちは本当におかしいと思って笑っていたのだろうか

普段は普通に友達として普通に仲がいいわけだけど、

あの場で笑いだしたクラスメイトに軽蔑の気持ちを向けた自分を忘れなれないよ

いつからか分からないけど、私自身はイジメとか虐待とか愚痴とか差別とか障害とかそういったことに敏感になってしまっていて。

いくら仲がよくても人の困難や苦手を笑う行為をする人にはとても冷めた感情を持ち合わせるようになってしまった。


本当に最近になって思うのだけれど、あの時、クラスメイトたちは心から笑っていたのだろうか、聞きたい。
本人たちは覚えてないかもしれないけど。