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初めに

このブログには、小説をかいて行きます。
一応オリジナルなので、パクリとかはやめてください。多分いないと思いますけど。

ケータイ小説は初心者なので長い目で見守ってください…。

00

「マジかよ………」








自転車ドロボウ


01

放課後の学校。
体育館脇の自転車置き場。
俺の愛車はいつも同じところに停めてある。
10だいずつ仕切られている自転車置き場の3つ目、その一番手前。

そこに俺の愛車が停めて…


停め…て…












「ねぇぇぇぇぇぇ!!!!」




消えた、俺の愛車。





1年の頃から登下校を共にしていた俺の愛車が…









「やっぱり、ねぇぇぇぇぇぇーー!!!」

02


「うるっせーな!研一、何騒いでんだよ」

「ヒ、ヒロト〜」


そこに現れたは、俺の親友ヒロト。

スタスタと俺の脇を通って、自分の自転車に跨がった。


「ヒロト…お、俺の愛車がぁ…」


「あ?…あれ、お前のチャリは?」


「だから!俺の愛車がねぇんだよっ!!」


「まじかよっ!」


「まじだよっ!!」



マジで、無い。



俺の愛車ことチャリ。


「誰かにパクられたんじゃねーの」


「だって、鍵かけてた…」


ガックシと肩を落としてうなだれる俺。


その時。









チリン。






聞き覚えのあるベルの音。


俺は顔を上げた。



チリン。




「……あっ!あぁぁぁぁぁぁぁあ!!」



いきなり叫び出した俺にビビるヒロト。
「な、なんだよいきなり!」



「あれ!俺のチャリ!愛車ぁぁぁぁ!!」


指差した先には、1人の女子。


自転車をこぐ後ろ姿はすでに小さくなりかけていた。



「おいっ!止まれよ!!」


止まらない。


「テメ、このやろっ」


俺はヒロトからチャリを奪うと全速力でそいつを追いかけた。



俺の愛車を奪って逃げる、自転車ドロボウを。



「研一!ふざけんな、テメェェェェェ!!!」



ヒロトがなんか叫んでるが、無視だ。
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