こねたおきばで先に報告いたしましたが、
4月23日に祖母が逝去しました。86歳(数え年88歳)でした。
これまでには皆様方にもこの日記を通して祖母の在宅介護やそれに関係する私の不安・脆さを吐露し、多くの方々にご心配やご迷惑をかけてしまいましたことを、先ずは謝罪いたしたいと思います。そして同時に、私がここで愚痴を吐いても
一切の苦情も無く見守っていただいたことに、心より御礼申し上げます。
本当に、ここ1年のネタバレ以外の日記と言えばセキレイとか全く関係ないことばかりで申し訳ないです。
まあ、これで最後にしようと思うので、最後だけ少しばかり、祖母の話をさせてください。
ここから先に関しては、読んで頂かなくても結構ですので。
みなさまご存知の通り私は1年間祖母の介護をしてきたこともあって、介護の辛さや苦しみはあったものの当人が亡くなってしまうとぽっかりと胸の真ん中に穴が開いたみたいな喪失感が拭いきれず涙が今でも止まりません。後悔の念もあれば、やれるだけのことはやってあげられたのではという想いもあり、なかなか複雑ではあります。何より22年も一緒に暮らして来て、特に両親の共働きのせいもあって幼稚園年少組のころからのおばあちゃんッ子なので、ご遺体を見るだけでどうしようもなく涙があふれてきます。
今日は火葬と葬儀でした。
出棺前の別れの場で、最後にもう一度だけ祖母に触れさせてもらえる機会があり、昏睡になってからいつもそうしていたように額を撫でてあげました。もう冷蔵庫の中みたいにすっかり冷えてしまっていて(勿論腐食を防ぐ為の薬剤その他諸々のせいもある)あーほんとに死んじゃったんだな、とただただ呆然としてしまいました。そして有難いことに、骨壺を持たせてもらうことが出来ました。祖母、実はそこそこ肥満体で、病気のためにがりがりになってからも体に水がたまってしまって自宅にいるときはずっと重たくて、起き上がるときも転びそうになったときも抱えてあげることができなくてずっと悔しい思いをしてきたんですが、ようやく、ようやく、抱っこしてあげることができました。悲しいけれど嬉しかった。
葬儀は生前の祖母の意向もあり、家族・親戚のみの葬儀でした。
大泣きするのは私だけだろう、とそう思っていたのですが(実際祖父のときに泣いているのは私と従姉くらいだったので)いざ葬儀を始めて見れば親戚一同すすり泣き、私が今日初めて会うような祖母の姪なんて声をしゃくり上げるほどの号泣で、驚かされました。祖母は大人しいくせに何かある毎に説教したり必要以上に世話を焼いたり、まあ強いて言うならば私の生真面目でお固い部分だけを切り取って更にお固くなったようなそんな性格なんですが、その裏ではまず家族のためを思うような人でもありました(それがある意味厄介でそういうところが変に私と似ている
まあ、親戚一同は私たち孫を除くと全員40代以降の方々なので、それが祖母なりの優しさなのだとよくわかっていたのではないかと思います、だからあんなに泣いてくれて、…沢山の人に別れを悲しんで貰える祖母は幸せ者です。
前日まで迷っていた孫一同の弔辞も(末孫のくせに内孫だから私が代表)
最期の機会なので読ませて頂きました。予想より泣かずには済んだけど、やっぱり涙ぐんで何度も口籠っちゃいましたね、なかなか難しいです。こういうの。でもやって良かったです、弔辞。
今はもう、祖母によく作ってあげたカフェオレ見ただけで涙ぐむような状態ですが、ただこれはあくまで別れを悲しむ涙であって鬱だの何だのという病的なものではないから泣けるだけ泣いてしまおうと思ってます、ある程度落ち着いたらまたゆっくりいろいろと始めようかな。
まあでもほんとね、介護っていつ終わるかわからないし、頑張っても報われないし何かを犠牲にしても何も得られないし、状況はどんどん悪化していくだけで、周りに助けを求めても結局何かしてあげられるのは家族だけだし、まさに孤独な長丁場の戦いで、何より経験者じゃないとわからない悩みばかりだからなかなか周囲に理解してもらえないのがなにより一番辛いところですが、
いくら就職ができなかったとは言え、
介護してあげて良かったんだと思います。
介護の話は、これで最後にしたいと思います。絶対とは言い切れないけれど、少なくとももうくよくよ悩むことはないので。愚痴とかそういうのはこれで終わり。語るのは終わりにします。たぶんね!たぶん!
そして私信ですが、オフ友のみなさん!
GWにお休みがあったり帰省する方がいたら是非私と会ってやってください!時間はいくらでも用意します!泊まりに来ても良いです!私のメンタルがどうなってるかはわかりませんが、とにかく沢山お話したいんです!1年間ほとんど会えなかったから、会いたいんです!だから暇な日は連絡下さい!待ってます!