話題:毒になる親




うちの親は毒親というやつである。
パチンコ中毒で暴力的な父もだが、
母親が病的にヒステリックで男依存症だ。

小学生高学年の時、お風呂場で母親が若い男とセックスを
しているところを見て、私は始めてパニック発作を起こした。
その後も別の男に1000万程貢いで(私達のお年玉も根こそぎである)、
自己破産ギリギリまで行き、ストレスから私はサンドバックにされた。

「疫病神」と毎日罵られたし、
冷蔵庫を開けると「泥棒」と言われた。
髪を抜き爪を剥ぎリストカットを始め引きこもりになった私に、
「悲劇のヒロイン気取って気持ち悪い」と言った。
「死にたいなら死ねば」と殺されかけたこともある。

基本的にネグレクト状態で、高熱が出ていても病院に連れて行ってもらったこともないし、彼女は食事もあまり作らなかった。



で、10年間自傷は治らず、パニック発作が止まらなくなり、PTSDと診断。
面白いことに、母は当時のことをすっかり忘れている。

わろす(゜д゜)



反対にまゆは過干渉の家庭に育っている。
母親がよくできる人で、長男のまゆを「いい子」に育てようと、
大切に大切に、いろんな悪い物を制限し、他人の気持ちを考える・・・
言い換えれば自分の意志がなく何でも他人の言うとおりに動く子に育て上げた。

進学先、就職先、住む家、乗る車も決められ、親の敷いたレールに乗せられる。
ほぼネグレクト状態だった私にとって過干渉は羨ましくも思うが、
当人のまゆを見ていると非常に生きづらそうである。


会社にも対しても恋人に対しても、兎に角尽くして褒められる、
必要とされる事に必死になって、自分がボロボロになっても厭わない。
結果欝、適応障害で退職も二度。
自分の意見を言えず、優柔不断、そして・・・アルコール依存。

彼の母親もまた、毒親だったのかな、と思う。
まゆは、人間として何か決定的なものが欠けている。


























私達はきっとアダルトチルドレンだ。



底なしの虚しさと寂しさが拭えない。
「一生一緒にいる」という約束でがんじがらめに相手を縛る。
共依存。愛情ではなく執着。




いつかどちらかが正気に戻ったら、もうこの恋は一瞬で終わるのだ。