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霧こそ闇の


話題:本の感想



時は戦国。大名筒井順興に仕える典医の義伯とその妻の狭霧。
狭霧は、病をもたらす物の怪を見る事の出来る見鬼の能力を持ち、その力で夫を助けて来た。
夫と息子の鷲王と三人で幸せに暮らしていた狭霧は、ある事件がきっかけで、自らも知らなかった自分の正体を知ることになる。

大好物、和風ファンタジーです。

だけど、微妙にハッピーエンドで終わらないところがムカツキ。

あと、文章が単調というか、幅が無いというか……気のせいかしらね……。

狐が出てくるってところが何となく、上橋菜穂子さんの「狐笛のかなた」を彷彿とさせましたが、最後まで読むと、斉藤洋さんの「白狐魔記」みたいでした。


なんだか意外と読むのに時間がかかったような気がする一冊でした。


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