スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

羽州ものがたり

話題:本の感想



平安時代に起きた元慶の乱のお話。

羽州に暮らす蝦夷(えみし)の娘ムメは、幼なじみのカラスと共に都から来た小野春風の息子、春名丸の命を救う。
その縁で小野春風一家と親しくなるが、ほどなくして、春風一家は都へと帰ってしまう。

それから4年、美しい娘へと成長したムメがあれやこれやで苦労していく話です。

ダブルヒロインならぬダブルヒーローです。
わたしはどちらかというと春雪(春名丸)派。

小野春風、藤原保則などの実在した人物が出ています。
元慶の乱自体があんまり知られていない為、人物の知名度も低そうですね。
この辺りだと坂上田村麻呂VS阿弖流為の方が有名か。

大凶作で民は飢饉飢饉アンド飢饉なのだが、偉い人達はそんなの知らん顔で……って、どこかにそういう国ありそうね。

けっこう前に読んだのを再読でした。
最近は再読フェア。

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2016年09月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
アーカイブ