ちょっと勝手に回答してみるw
↓こんな記事読んだ。
わからないのは、今の憲法を守ることが何で平和に繋がるのかってこと。。。
公明党は、憲法改正に反対してるらしいね。そうかは平和騙ってるから。。。?
共産党とか、昔の社会党今の社民党は、最初憲法の9条に反対していたって本で読んだ。
平和な世の中にするのは政治じゃなくて国民にもできるはず。
確かに、軍隊はいらないかもしれないけど、軍隊あっても戦争しない国なんていくらでもある。
なんで、日本だけ軍隊あったら戦争になるの?
わからない思考回路。。。
よしwじゃあ解説する。
ちなみにこの記事書いた本人に了承はえてませんw←え
「今の憲法を守っているから、平和が維持できている。」
これはテレビなどでよく言われてる事ですから、何も考えなくボーっと聞いてたら、つい
「へー、そうなんだ。」
と思ってしまいます。
そもそもテレビなんて考えながら真剣に観ている人なんて、あまりいないですよね。
だから「ん、ちょっとおかしいぞ?」と気づかない人も多いです。
気づいて自分の感覚だけで「なんか変だ」って思うだけ、この方は素晴らしい。
疑問に思った事は正解で、実際は憲法が平和を維持している訳ではございません。
例えば、普通家には鍵を掛けるでしょう。
それは防犯の為ですよね。
家に鍵を掛けていないと、強盗が入ってくるかもしれません。
強盗が家に入ってきてから
「強盗は犯罪ですよ。」
「お帰り下さい。」
と言ったところで強盗は帰らないでしょうし、あなたの生命すら奪われるかも知れません。
これは国が軍隊を持たないで、平和憲法だけを謳っている状態に似ていますね。
反対に鍵を掛けていれば、強盗は家に侵入する事が困難になります。
番犬を飼えば、さらに家の敷地内に入る事も困難になります。
セキュリティ会社に家の防犯を頼めば、強盗はもう諦めるでしょう。
結果的にはあなたが強盗から身を守れただけでなく、強盗も犯罪を犯せない訳だから世間は平和になります。
これが日本が自衛隊を持っている理由です。
さらに日米安保条約により、アメリカが後ろで睨みをきかせてくれています。
アメリカが番犬とセキュリティ会社の役割を果たしてくれてる訳です。
日本の平和を維持しているものは憲法九条なのではなく、自衛隊と日米安保条約なのだとわかりますよね。
「平和を望むならば戦争に備えよ。」
と古代ローマ時代には既に結論がでている話です。
公明党は「集団的自衛権行使」などに距離を置くかのような言動をしていますが、87%の候補者が改憲に賛成しています。
自民党の改正内容に理解を示しているからでしょう。
テレビなどでよく言われますが、別に国防軍になったからと言って、こちらから戦争する事はありません。
まして徴兵制になるなんて事もありません。
それは改正案にも明記されています。
そもそも世界最強の軍隊を持つアメリカでさえ、徴兵制なんてしていません。
むしろ今の時代戦争もハイテク化されていて、2〜3年兵役で訓練を受けても兵隊として役に立ちません。
しかし、日本は戦後一度も憲法を改正してませんから、国民は改正に抵抗感や不安はあるでしょう。
だから公明党も慎重になって「積極的に賛成」とはなかなか言えないのでしょう。
しかし、ドイツなんかは頻繁に憲法改正しています。
今の日本国憲法も偉大な先人達が苦労して造り上げたものなら、改正も慎重にした方が良いかも知れませんが。
これは、アメリカが戦後日本を占領、統治した時に十日間くらいで造ったものです。
ドイツを占領した時に造ったものを、参考に造られたものです。
アメリカが日本を占領した時に「大日本帝国憲法」を捨てさせた訳ですが、憲法がないと国として成り立ちません。
だからアメリカがとりあえずの憲法を造りました。
日本が絶対に戦争ができないよう「武装解除」と「戦争放棄」を憲法に書いた訳です。
しかし後々問題が起こります。
そもそも一つの国が全く軍隊をもたないで国を維持する事は不可能です。
だからアメリカ自身が後から日本も軍隊を持つように要請したのです。
そして自衛隊が誕生しました。
当のアメリカが
「まさか今までずっと改正しないで、馬鹿正直に守り続けるとは思わなかった。」
って言うくらいです。
もちろんアメリカも日本の憲法改正に反対はしてません。
社民党は日本を守ろうなんて考えはあまりもってません。
共産党は共産主義が最高の思想だと考えている理想主義者。
共産主義国とは中国やロシアで民主主義と真っ向対立するものです。
中国やロシアと本当に仲良くしたいなら、アメリカと手を切り、民主主義国から共産主義国に変われば可能でしょう。
今の日本から見れば完全な敵性国家です。
しかし日本は自由が許されている国なので、日本国内で共産主義を唱えるのは自由です。
この人達は
「家に鍵なんか掛けなくても、強盗なんか入らない。」
「万一入ってきたら、話し合って帰ってもらいましょう。」
と言っています。
国家を預かる政府とは、国民の安全と最低限の生活を守る組織です。
つまり国民が子なら、政府は親のような役目を果たします。
もし自分の親がこんな事を言って、家に鍵も掛けず、ドアや窓も全開にしていたら怖いですよね。
共産主義や社会主義の人は親なのか強盗なのかって事です。
政府じゃなくて国民にも平和な世の中が築けるはず?
はい、もちろん築けます。
日本は国民主権の国です。
主権は国民が持っているのです。
しかし国民一人一人は自分の生活に忙しくて、なかなか国の事まで考えられません。
だから国を守ってくれる、国民を守ってくれる代表を選挙で選んで任せる訳ですね。
軍隊がなくても平和な世界…。
まさしく理想ですね。
だけどその理想を叶えるには、もうちょっとだけ人間は成長しなくてはいけません。
まだ人間はそこまで成熟していません。
だけど少しずつ、人間は成長しています。
今、世界は
「心配だから自分の家に鍵はかけるけど、自分自身は絶対強盗しないよ。」
ってところまで成長してます。
何千年もある歴史の中でつい百年前まで「強盗してもいいや」って国が多かったのです。
大した成長です。
日本に軍隊があったら戦争になる?
どこの国もそんな事言ってませんよ。
と、言いたいところですが、2〜3そんな事を言ってる国がありますね。
彼らは、日本国と言う国に鍵を掛けさせたくないのですよ。
彼らが日本に強盗に入れなくなるから。
日本はしっかり鍵を掛けましょう。
番犬さんともちょっと仲がこじれたから、仲直りしないといけませんね。