SA7「成瀬 怜/ゼロ」



●成瀬 怜/ナルセ レイ(cv寺島拓篤さん)
主人公と同じ高校二年。主人公の幼馴染で昔はとても仲が良かったが、怜の両親が事故で亡くなった頃から人を寄せ付けない雰囲気を醸し始め、気まずくなり話さなくなってしまった。エージェント組織ARKではコードネームは「ゼロ」。「五感」の能力があり、常人より五感が優れている。







〜ネタバレ〜
幼馴染であった怜は、エージェント組織ARKのゼロであった。
予知の能力がある主人公はそんなARKに勧誘されることになり、ゼロというコードネームを持つ怜と共に人々を悪から救う為、日々己を鍛えた。
最初は主人公を認めてくれなかったゼロだったが、主人公の頑張りを見、能力が人のためになるとわかると徐々に気を許してくれ、二人はいつしかむかしの幼馴染であった頃のように仲が深まっていく。そして強く頼れるゼロに対し、恋心を抱き始める主人公。更に、小さい頃からゼロは主人公に恋をしており、二人は問題なく心が通い恋人同士になれた。
しかしインフィニティ社の代表取締役の鷹峰の裏切りにより、ゼロと主人公と敵であるアーサーの3人が軟禁されてしまった。鷹峰は彼らの能力を解明し、それを活かしたいと思っており、そのためなら3人の命すら奪おうという残虐なものだった。
元は敵であるアーサー。そして実はゼロの両親の仇であったアーサー。その人物を目の前にして落ち着きを保てないゼロであったが、アーサーのおかげで3人はそこから抜け出す事ができた。更にゼロの両親のことを調べるに連れ、両親がunknownで人外に当たる悪の研究をしていたことを知る。それは、生まれたばかりである自分たちの息子のゼロの脳にメスを入れ、人工的に能力を作り出すものであった。それを知りショックを受けるゼロだったが、更に両親はunknownでの別のプロジェクトである殺人兵器の創造をも手がけており、それが痛みを感じず、感情がない人間兵器を作り出すもので、それがなんとアーサーであることがわかった。
ゼロの両親はそんな人間を作り出してしまったことに後悔していたが、後悔も遅く組織に命令されたアーサーにより殺されていた。
両親が殺されたことに怒りを感じていたゼロだったが、両親の行いではアーサーが両親を殺すのはおかしくないとも感じ、2つで葛藤する。
主人公は辛くもがいているゼロを抱きしめ支えると、時間をかけてゼロは立ち直った。そして父親が母親を愛したように、自分にも愛する存在ができ、その尊い存在は父親と同じ気持ちを感じられたのだろうと、主人公に対し愛しているとペアリングを送ってくれた。
その後ついにARKと鷹峰の全面戦争が行われることになり、そこでついにアーサーと対峙する。彼への憎しみと申し訳なさで葛藤するゼロは全身でアーサーにぶつかり、そして抱きしめた。両親がアーサーにした行いは最低な取り返しのつかないものであったが、そこには後悔と本当のアーサーを取り戻そうとした両親の苦悩を知って欲しいと、両親が残したマイクロチップを渡した。するとアーサーは何を感じたのがその場を去った。
そして最後は鷹峰との対峙。しかしそこには鷹峰はおらずユリウスが立ちはだかる。ユリウスとの死闘を終え、鷹峰が作動させた爆破装置で崩れゆく建物から命からがら脱出する二人。仲間たちが二人を迎え、ようやく全てが終わったと微笑んだ。
その後、鷹峰はアーサーによって殺害されるが、ARKのメンバーにはアーサーのしわざだとは知られておらず、主人公と怜もまた普通の高校生活に戻った。これからはずっと離れないと誓い二人は一緒に暮らすことにした。主人公の父親をどうにか説得し、怜と主人公と怜の弟たちとみんなで主人公の家で暮らすことになり、みんなが幸せになれた。
最後は思い出の屋上で結婚を誓い合う二人で終わる。

(SA7)



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