カレイドイヴ「月島 紘一郎」



●月島 紘一郎/ツキシマ コウイチロウ(cv平川大輔さん)
特殊防衛軍S.A.D.Fの特殊部隊CUEの隊長。冷静で頭も良く実力もあり、更には見た目が美しいためメディアからも取り上げられ女性から人気がある。







〜ネタバレ〜
主人公が幼い頃、両親が働いていた葉山製薬で爆発事故があり、その時両親は二人とも亡くなってしまった。そしてその時偶然一緒にいた主人公も爆発事故に巻き込まれてしまうが、その時助けてくれたサドフ隊員がおり、顔は覚えていないもののその人に助けられたことを恩に感じ、憧れ、自分も助けてもらった命を人のために使いたいと思うようになりサドフを目指していた。
そんな理由でサドフに入った主人公が出会ったのは、CUEの隊長である月島だった。月島は新人である主人公達にも厳しかったが、訓練が終われば優しく声をかけサポートしてくれる存在だった。
実力もあり、指導力に加えて兄のように大らかにも支えてくれる月島。そんな彼は主人公の頼れる目標となり、信頼できる存在へと変わった。
月島の方も、主人公が女の子であることもあり自然と妹のように可愛がってしまうところがあり、甘やかしているつもりはないが自然と守ってあげたいような感覚にもなっていた。
主人公の頑張る姿はとても好感が持て、それは月島が気づかないうちに一人の女性として見るようになっていた。
そして主人公はそんな月島を、かつて自分を助けてくれたサドフ隊員と重ねるようになっていた。
そんな頃、異常者による事件が増えていた。その異常者たちは皆目が青く光り、攻撃的に暴れ、しかし次の日には皆落ち着くどころか精神崩壊し、廃人と化してしまう事件だった。それらの人間をコードネームとしてBLUEと呼ぶサドフたち。そしてBLUEに噛まれた人間もまた同じように感染してしまうことから、なにかの薬物が関与していることを考えた。
そしてついにその薬物の出所が葉山製薬だと判明し、主人公の兄である葉山製薬の研究員に問いただすものの、兄は直接関わっておらず、その薬物の名が「カレイドイヴ」という名前だということは分かった。そしてさらに主人公の血に何故かカレイドイヴの抗体になる成分があることがわかり、兄は主人公の血でカレイドイヴ感染者への特効薬を作ることにした。
しかし葉山製薬の社長でありカレイドイヴをばらまいた張本人である葉山邦光にそのことがばれ、兄は行方をくらます。
葉山製薬が抱えている研究所がある島へCUEは乗り込むが、なんとそこにはCUEのまとめ役江波が待ち構えていた。月島の親友である江波は娘の病気を治すために葉山邦光から大金を借りており、その借りのために今まで邦光の手駒として動かされていたのだ。江波は国民を守るべき存在なのに人々を苦しめたことをとても後悔しており、そのまま主人公たちの前で自害しようと拳銃で自らを撃った。
江波は一命を取り留め、月島と主人公は邦光を追い詰め、さらにそこに兄たちも駆けつけついに邦光を捕まえることができた。
その後、主人公の血のおかげで兄は特効薬を完成させ、今までカレイドイヴにかかっていた人々は徐々に回復した。江波も月島の計らいで、サドフに戻れることになった。
そして全てが終わった時月島はついに主人公との出会いを話してくれた。そう、やはりあの時助けてくれた人は月島だったのだ。守らなければと思った小さかった女の子、今は守りたいと思える女性だと、愛していると薬指に指輪をはめてくれる。その指輪はかつて主人公がショーウィンドウを眺め欲しいと言っていたあの指輪。それを覚えていてくれた月島は「恋人になってほしい」と言ってくれ、二人は無事恋人になったのだった。

アフターストーリーは、黎と映画の話で意気投合する主人公にヤキモチを焼く月島。

(カレイドイヴ)



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