華ヤカ哉、我ガ一族〜幻燈ノスタルジィ〜「宮ノ杜 正」



●宮ノ杜 正/ミヤノモリ タダシ(cv宮内敦士さん)
宮ノ杜家長男。当主になる事だけを目標として生きてきた生真面目な人間。他人に厳しいが自分にも厳しい。宮ノ杜銀行頭取。











〜ネタバレ〜
●キネマモザイクエンド
母である澄田サナ枝に小さい頃から当主になることだけを言いつけられてきた正だったが、澄田家が崩壊し、サナ枝が意気消沈したことにより2人の関係も変わりつつあった。ずっと背負っていた澄田の家がなくなることによりサナ枝は安心していることに気づき、穏やかになりつつあると、正もまたサナ枝に感じていた嫌悪感もなくなり、初めて親子として過ごせ始めた。
そして当主になるという目標が自分自身の目標ではないことに気づいた正は自分の目標を見失うが、今はただ、一緒にいて楽しいと思える主人公ともっと共にいたいという気持ちがあり、主人公を自分の専属使用人にすることにする。
専属になったことにより2人は信頼関係を築き始めるがそれ以上にお互い主人と使用人以上の感情を持ち始める。
しかし今年もまた主人公に縁談の話が持ち上がってしまう。もう親に迷惑をかけてはいけないと思う主人公は正への気持ちを胸にしまい、縁談を受けることにした。
ついに話はすすみ、縁談の日取りが決まった。更に驚くことに縁談の相手は使用人仲間の小野田秀夫であった。
結婚を決めたのは自分なのに正への気持ちが捨てきれない主人公は正へ自分の気持ちを伝える。正もまた主人公を想っていることは確かだったが、長男として生き続けてきた枷が気持ちのままに動く勇気に繋がらず、ただ抱きしめることしかできないと主人公を抱きしめた。
結局、2人の気持ちがくすぶり続ける中、主人公と秀夫の結婚式の日になってしまう。しかしそこについに自分の気持ちに決着をつけた正が現れ、主人公をさらっていった。
正は自分で銀行を立ち上げることにし、自分の意思で主人公を迎え、自らで初めて生きる道を示したのだった。
その後、また帝都に戻った主人公はサナ枝の家で暮らしていた。サナ枝とも仲良くやっていたがいつまでもそこには置けないと言う正は、初めて自分で選んだという指輪を主人公にはめてくれ、そして「結婚しよう」と言って終わる。




(華ヤカ哉、我ガ一族〜幻燈ノスタルジィ〜)



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