ヤることしか考えてないんでしょ…

それが本能です。



ああ…こんなん言うから顰蹙かっちゃうんやで。

昨日マイマイとマイマイカブリの熱い粘液バトルで1人盛り上がったんやけど、なんかね……まだ語り足りなかったの。

うん、語りたいのよ。

虫が好きなんよ。







さて……


あなたの頭にあるのはセックスだけじゃん

どうせヤることしか考えてないんでしょ?




過去にこんなセリフを零してしまったことのある女子の皆さん、ちょっとだけ聞いて欲しいことがあります。

セックスというのはですね、男にとって使命なのです。

命を投げうって挑まねばならない、男の一大任務なのであります。



女子の皆さん、皆さんは、昆虫のセックスについて興味がおありでしょうか?





ない?

ぜんっ…ぜん微塵もない?

心配ご無用です。

なくても続けます。



虫は、人間などより遥かに発生が早いのですが、ゆえに様々な進化を遂げ現在まで子孫を繁栄させてきたわけです。

そんな中、とりわけセックスの技巧に飛躍的進化を遂げた昆虫がいます。


皆さんは、カメムシをご存知でしょうか?

臭い虫の代表種で、あんま好かれとる虫ではないのですが、かなり繁栄に成功した虫で日本でも8百種くらい確認されとります。

で、このカメムシ目に属する仲間は、かなりセックスに燃えとるヤツらが多いのです。

まず、耐久力がハンパない。

なんと、この種の中には2日以上もブッ通しでアレに専念するヤツがおるのです。



ええっ!!!

…………………

羨ましい……(*v.v)ぽっ



と思われるでしょうが……
何故ここまで頑張れちゃうかとゆうと、交尾時間を長くすることで他のオスの受精を妨げるためなのです。

泣きそうです、涙ぐましい努力です。



更には、生殖器そのものを特殊に進化させた種もいて、ガッチリ挟んだら離さんゼヨ状の副生殖器を持つ種はかなりいます。

それどころか、かなり長くて硬くてスゴいのを持っとるヤツがおるのです。

羨望の的です。

せやけど、コイツのアレは、繁殖期に女子の獲得に失敗した場合を想定して御立派なことになったのです。

この種は、交尾するメスをゲットできなかった場合、なんと手近なオスにアタックをかまします。

そっちの気があるとかないとか、そんなことには構ってられへんほど必死です。

で、どうするかゆうと、この時に伝家の宝刀、御立派なアレを抜き、硬い外殻を刺し貫いて相手のオスの精巣まで挿入し、自分の精子を混入させるのです。




男たちのセックスにかける真剣な思い、そしてひたむきな情熱をお分かりいただけたと思います。







なんかさ………

カメムシよかオレのが必死過ぎて……………

書いてて悲しいわ。




これはカナブンです。
カメムシおらん。