55歳のギリシャ人男性がガソリンを飲み込み自身に火を付け、
胸に火傷を負って病院に搬送された。
男は、自身のビジネスの失敗による借金苦で、自殺を図った模様。

警察の調べによると事件は、9月16日金曜日、北ギリシャのテッサロニキの銀行前にて
起こった。
警察は消火器を持って、火だるまになった人体の消火活動にあたった。

火傷を負った男の身元は確定できなかったが、警察の調べによると、この男は以前にも
ビジネスの失敗により借金が返済できないと不満をこぼした後、放火自殺を図ったようだ。

三年連続の景気低迷により借金に苦しみ、国際経済援助を受けているギリシャであるが、
政府の抜本的コストダウン政策が引き金で、ビジネスの破産者や失業者を大量に生みだしているようだ。