さくら。
今日
さくらが
亡くなりました

大好きだった。

大好きで
大好きで
大好きで
お母さんから
昼すぎに電話があって急いで帰った。

弟も会社早退してきた

家族四人で火葬場にいってきた

さくらがいて
悲しいときたくさんいやしてもらった
すごいつらいとき一緒にいてくれた

さくら
さくら
今日はさくら吹雪でした。
桜満開の花びら絨毯。
さくらの季節に
サクラは
天国にいきました


さくら。

かわいかった
おりこうさんだった

サクラ

サクラ
もう一度
サクラを抱きしめてあげたい

つらいとき
『さくらにあいにいく?』と
むたんはいつも言いました

もう
サクラに会えません。


どれほど癒されたでしょう。

花火がきらいなサクラ。
近所のひとにも愛されていた。
高いとこは嫌いで。
目やにを取ってあげると
いつもピスピスと鼻を鳴らしていた
わたしが帰ると
しっぽちぎれるほどふりふりしてた。
来るのが分かるみたいで車降りる前から
私がきたのわかるてお母さんも言ってた
いつもわたしのわきの下に
すっぽり頭をいれて甘えて。

さくら。

かたくなるさくらを
わたしはずっと抱きしめていた

さくらが行けないから
もう抱いては駄目だよと言われた

さくら。

わたしはさくらに
何をしてあげたかな?

わたしが死ぬとき
ちゃんと迎えにきてね
またそちらで
家族で暮らしましょう。

サヨナラサクラ。