岩波文庫の名著群からの「ことば」集

その短い一文から放たれるオーラはすごい。
それを放った偉人の名が付随しているからかもしれないが、それは同時に「ことば」の証人になりえる。
ことばと著書と著者名以外のコンテクストは省かれているが、そこに書かれているということが歴史やその人物を超えて生き生きと迫ってくる。
いくらでも伸張する「ことば」の可能性に感動できる。
こういう点では素人もまた「ことば」を放てるのではないだろうか。

プレゼントにいいと思う。花束のかわりに「ことばの花束」



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