同級生の杉山が死んだ。
杉山の遺体と一緒に焼いたという詩集から出てきたらしい金属製のしおりには、“S.FUCHITA”と彫ってあり、それを見た杉山の父親が淵田に届けに来るのだが、そのしおりに見覚えは無かった。

たいそう気持ちが悪かったのだが、父親に頼まれそのしおりを貰った淵田は、少しずつ杉山の事件の真相に迫りつつあって…。

著者 森博嗣
発行者 株式会社角川グループパブリッシング
ISBN 978-4-04-873816-3

以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。