戦闘機に乗る大人にならないキルドレ達。
キルドレの周りに居る人達と、キルドレ達の闘いの記録。
※この作品は三作目になります。
『フラッタ・リンツ・ライフ』
著者
森博嗣
発行者 中央公論新社
ISBN 4-12-003739-8
以下、追記で感想なので、ネタバレする上に主観入ってます。読んでない方や苦手な方はブラウザバックでお願いします。
草薙水素は指揮官になり、回数は減ったがまだ飛行機に乗っていた。
部下の栗田は、かつてのティーチャの恋人と関係を持つ様になる。
栗田に近付く草薙の幼なじみ・相良亜緒衣は科学者で、草薙がキルドレではない事を栗田に仄めかす。
草薙は栗田に接触してきた相良を見て、自分の過去を少しだけ話すことにした。
草薙はかつてキルドレだったが、妊娠した事によりキルドレではなくなったのだ、と。
草薙は腕がたつ事や、キルドレじゃない事から、草薙の母の葬儀に護衛としてつけられた栗田は、草薙の妹・ミズキに会う。
草薙を撃とうと現れた相良から草薙を庇い、撃たれた栗田は配属が変わったのだが、敵の黒猫襲来により再び散華へ。
燃料切れにより雪に不時着した栗田は、飛行機にまた乗れた事を喜びながらも、また入院するのだった。