彼について知ってることをつらつら思い浮かべてみたら、全部部員なら知ってることばかりだった。
今の私はその程度の存在なのである。
それでも、何も知らないよりマシなのかもしれないが。

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3年生のとき、なぜか(向こうからの)物理的な距離が縮まった。と以前言ったけど、それ、端から見てもそう思えるほどの詰め方だったらしい。月曜日に飲んだとき桃ちゃんに言われた。「(3年のあの頃)付き合ってると思ってた」って。実際はそんな気配、微塵も無かったよ\(^O^)/

彼は、告白を相手にさせたいタイプらしく。元カノにも告白するよう仕向けたんだとか。桃ちゃん曰く、そういう意味でのアタックなんだろう、と。
そうなると気になるのが、距離を詰めて来た理由。
私の気持ちがバレたから言わせようとしてきたのか、自惚れではあるが、そういう対象として見てくれてたのか……。わからない
確かに不思議に思ってたけど、あれほど「恋愛めんどくさい」って聞かされてたら、期待をするのもバカらしいとスルーしてもしょうがい気がするんだけど…違ったのか?
結局お互い何も無かった上に、私は一人で「もういいや」状態に入る訳で(^q^)
本当、呪いレベルで間が悪い。

今は、嫌われてはいないと思う。内と外、好き嫌いのはっきりした人だから。てか、マザグースの「好き(愛?)の反対は無関心」を地でいくタイプ。

だからこの2年半(もう3年近く)、「嫌われてない」ということだけが心の支えだった。


ウォーアイニー/高橋瞳×BEAT CRUSADERS