私は某レンタルビデオ店兼ゲーム屋兼古本屋で
働いているんですけども、やはり近所ということだけあって、知り合いがご来店されることもございます。
しかしまあ、私の性格上自分から話しかけるなんてことはできず、向こうから話しかけられるか、よほど仲の良い友人で無い限りは基本スルーなのです。
いっつも24を借りにくる中学のときの同級生、彼に対してもそうでした。というか初めは気づかなかったのですけどね。会員証を通すと知ってる名前だったので驚きましたが、まあ中1のとき同じクラスだったというだけで特に仲良くもなかったので、スルーの日々は続きます。
スルーし続けて3ヶ月ほど経ちましたでしょうか。24の最終巻を返却しに先日彼はやってきました。すると、
「あのー、ずっと思ってたんやけど、なりあやんな?」
(ちょすwなぜwなぜ今さら話しかけたしww)心の中で爆笑しつつも、「はいなりあですよww」と完全に接客モードの私。
そのままちょっと間喋っていたのですけども、最後に
「あの、これメアドなんで、良かったら…」
(ちょwおまwwこれはww)私の脳内は2ちゃんねる的な思考でいっぱいでした。だってこんな展開、2ちゃんねるでしか見たことない。「バイトしてたらメアド渡されたから安価でメール送る」とかいうスレでしか見たことない。
もちろん断る理由も無いので、受け取りました。このときは嬉しいながらも、もはやネタwワロチwという認識でした。舞い上がっていたとも言えますが、とにかくこのネタを誰かに言いたくて仕方がない。帰るなり、スカイプを開いてチャットで友人に報告。ちなみにこれから続くメールは全てこの友人にだだ漏れです。
さて、貰ったは良いがどうしようか。しかしこのメアドが書かれた紙、ノートの切れ端ではないか。しかも握り締めていたのか、くしゃくしゃである。彼の慌てっぷりを思うと微笑ましい。とりあえず、早くメールを送らねばかわいそうである。私は当たり障りのメールを送りました。すると5分後に返事。早ぇなおい。しばらくたわいもない話が続く。「久しぶりに喋ってみたかってん♪」って、いやいや久しぶりも何も私とお前喋ったこと無くないか?どこから突っ込めばいいのか。なかなかこいつおもしろい。
ここで彼のスペック
・中1のときのクラスメイト
・果てしなくフツメン
・背はそこそこ
・軽音部でギターとボーカル
・おとなしい性格
そうなんです、軽音部なんです。メアドに某洋楽のバンド名がそのまま入ってるほど、洋楽が好きなんです。これは…話が合いそうではないか。おとなしいのにボーカルかい、というツッコミはさておき、話題は音楽の話に移ります。
私が好きなバンドは主にThe Offspring、Simple Plan、hoobastank。趣味がかぶる人に出会ったことはありません。彼はどうかな〜と思いつつも、訊かれたのでこの3つを答えました。すると、
「マジで!僕もThe Offspringとhoobastankめっちゃ好きや(^o^)」
ちょ、まじでか!気合いすぎだろう!そして私はこのとき、重大な問題を抱えていました。hoobastankの出るPUNKSPRINGのチケットが1枚余っていたのです。聞けば彼は今度軽音でhoobastankをするらしい。つまり相当好きということで間違いないだろう。…これは……誘うしかないだろうwww
というわけで4月某日、彼と一緒にPUNKSPRING行くことになりますた(^ρ^)
もうね、急展開ワロチwwとしか言いようがありません。何ですかこれは、運命ですか。もともと仲が良いわけでもないし、普通ならおそらく彼とは2度と会うことはありませんでした。それが、私がたまたま某店でバイトをし、彼の家がたまたまそこの近所で、彼はたまたま海外ドラマが好きで常連客であり、話してみると趣味が合い、しかもしかもそれがチケットが余っていて困っているという絶妙なタイミング、って何だこれは。6年振りに再会してこの展開、ありえないww
まあね、喜んでもらえる人に買ってもらえてよかったんですがね。しかし、自らフラグを立ててしまった。これはまずいのではないか?まあ知ったこっちゃないか〜←
とりあえず、先日こんなおもしろいことがあったという報告でした。人間関係って、いつどこから開けてくるか分かりませんね。悪いことはできませんね〜。
とにかく、PUNKSPRING、楽しみである。いろんな意味で!