話題:ドライブ
さっきの続き*
お店に支払いを済ませてお礼を言って乗り込もうと車のドアを開けた神田
そしたらギギギって
油くらい差してくれよと思った(汗)
だが現状渡しとはこういうものなんだなって…
気を取り直して運転席に乗り込みエンジン始動
ギュルギュルとセルモーターの音がしたと思ったらガラガラガラガラとエンジン音が
N女史の車とは音質が全然違うの
N女史ヴィッツはスポーツタイプだからかエンジン音が格好いいんだが、神田carは古いバスみたいな感じの音(笑)
それでもアクセルを踏んでエンジンの回転を上げて行くと格好よく聞こえてきたし、ハンドルに手をかけた瞬間、幼い頃オヤジの膝の上に乗せてもらって運転手を気取った記憶が蘇ってきたりして、俺もようやっとここまで来たぜ!と感激しちゃったぜい
神田は本当は車が大好きなんだよね
子供の頃のおもちゃはミニカーばかりで、チビ時代のパジャマや毛布も車の絵が描いてないと素直には寝ないような子だったんよ
だけど日本に来てからは少し抑えてた、だって友達に車好きがいないから
みんな根っからの東京人だから仕方ないのかも知れないが、車なんて必要無いって言う奴ばかりで
神田のように原付乗ってる奴もひとりもいない
どこ行くにも公共交通機関が発達してるし、駐車場付きのコンビニも郊外に行かないと無いしね
だから家に車が無い奴の方が多いんだよ
タイヤでバイトするようになったのも、ガソリンスタンドと迷ったんだけど、面接行った時にそこの社長が倉庫内を軽トラで案内してくれたからで(^^)
神田家にも車が無いから久々に車の匂いを嗅いで嬉しくなっちゃったんだよね
先にガソリンスタンドに行ってたらそっちに決めてたかも知れないけど(^^;)
N女史は学校で唯一車の話ができた人なんだ
ほとんどの先生方は電車やバスで通勤してるが、N女史は電車は痴漢が多くて嫌なのと車内で大声で歌うのがストレス解消法なんだと
それで神田、アクセルを戻しエンジンの回転数が落ち着いた頃にギアをDに入れた
クラッチが無いって素晴らしい(笑)
普段発進時はド緊張する神田も超余裕
来る時はN女史に乗せてもらったから2台で余裕のクルージング
N女史宅に着き、彼女は車を置いて神田carの助手席に乗り込んできたよ
そこからセルフへ向かった神田一行
これ着座位置が低いね〜、それとさっき思ったけどコーナリング時に姿勢が安定してたよ、そして結構スピード出るじゃない?ってN女史興奮気味に喋ってた
だが神田は汗びっしょり
やっぱね、単独走行初めてだったんでだいぶ緊張してたんだな
でも何となく運転しやすいような感じがした
ボンネットが道路とほぼ水平に先まで見えるからかも
そこだけは教習車に近いからかな
神田のトップ画に車を出しといたから興味のある人は見てね♪
でセルフでガソリン入れたらどんどん入っちゃうのにびっくり
42リットルも入っちゃって、どっどどどうしようかと思ったぜ(>_<)
五千三百七十六円!!
うわお(゜□゜)!!
機械に向かって円高のくせに何だよってブツブツ言いながら支払いを済ませたが、車なんて要らないって言う友達の方が生き方が上手いのかも知れないと思った
つづく