実は8年くらい前から謎の過眠に悩まされてました。
症状はこんな感じです。
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@前日沢山寝た、または平均並に寝たはずなのに日中居眠り。
中学高校とも先生方に『居眠りの○○(本名)』は、有名でした。
A居眠りから起こされても寝起きが悪い、または「いやいや、ちゃんと起きてたよ」って感じに自分は眠気に耐えて起きてたかのように錯覚している。
でも実際は夢の中だったようです。
授業しっかり聞いてノートとってたはずが、何描いてるかわからない二歳児の落書きノートとかになってたのは毎回です。
B起こしてもらって頑張って起きていようとしてもも覚醒できず、気付いたら結局すぐ寝てしまってる。
授業中今までに数え切れないくらいの優しい(?)方々に殴られたり叩かれたりして起こしてもらってきました。
C電車の中で立ってたら、膝ガクで寝そうになるなんて毎回です。
チャリ乗って、信号待ちの時も気付いたら寝てたとかあります。
D休み時間を使って5分〜15分くらい仮眠をとっても意味無し。
学生時代は周りの人達が起こしてくれましたが、こないだ自分のロッカーで仮眠してたら15分のつもりが1時間以上寝てました(笑)
幸い上長達は会議中で居なかったのですが、同期に『休み時間長すぎ』って怒られました。
すいません。
E最近は10時間睡眠くらいだと『よく寝た!』って思えない。
まだ眠い。多分休みが二連休なら一日は絶対睡眠に使う。
週一休みは辛いですね。
せっかくの休みがもったいなくて、起きて出掛けちゃいます。
F最終手段で自虐。寝そうになったらペンを手の甲に刺したり、腕に爪をたてたりして、痛みで起きていようとしたら、血が出てたり、内出血したまま寝てました。
危険過ぎて同期に止められました。
友人には
『昨日早く寝たのかよ(笑)』とか、『頑張って起きろやー』とか、『さっき起こしたのに、また寝んのかよ!もう次は起こさないから』とか言われながらも、先生にバレないように起こしてくれたり、ノート見せてくれたり、すごい恵まれたクラスで六年過ごしたなと思います。
先生方も毎回なので、病気なんじゃないかって心配してくれる方も居たのですが、地元は北国の外れのド田舎。
専門的な先生なんて居るはずがありません(苦笑)
関東に就職して、仕事中でもこんなで、上長に説明したら、専門病院を紹介してくれて、血液検査やら脳波(?)検査やらいろいろやって、ようやくこの症状に名前をもらいました。
知名度が低すぎて、知らない医者も居るみたいです。
同じ過眠症のナルコレプシーの疑いもありましたが、これはまた別です。
特発性ってのが『原因がよくわからない』って意味らしいです。曖昧。
中枢神経だかなんだか神経が関係してるとかなんとか。
まあ、よくわかりません。
とりあえずは、脳が眠らせようとしてるって感じらしいです。
発症率は5万人に2〜5人くらいの割合らしいですが、正確では無いみたいですね。
それくらい稀な過眠症らしいです。
↑一応自分で調べたらこんな感じでした。
どうしても起きなきゃならない時のために薬もありますが、肝臓に負担?がかかるとかで、毎日飲むのは薦められませんでした。
脳を覚醒させるのだから、いわゆる興奮剤らしいので。
自然治癒は無く、原因がわからない以上治し方も無いそうです。
まあ、こんな感じの症例を見かけたら、『居眠りばっかしてんじゃねえよ!』ではなく、『病院行きなよ』って言ってあげてください。
その人は本当に我慢できない眠気なんです。
起きようとしてるのに、その眠気が強すぎて、気付いたら寝てしまってるっていう状態なんです。
それが続けば鬱になってしまう可能性が少なくは無いそうです。
私は比較的ありがたい環境に恵まれてたのですが、それでも理解されなかったのは辛かったです。
この病名が一般的になってほしいですね。