七雄さん、はじめまして。コメントありがとうございます(^∀^)ノ
タートルズ原作の雰囲気は殺伐としていて、アニメ版(特に旧作)とは一線を画すものがありますね。
特に原作第一話は必ずしも勧善懲悪という構図ではなく、シュレッダーもスプリンターもやった事は大して変わらないような印象を受けました。
第二話の翻訳も始めました。
そのうちまとめて記事にしようかなと考えています。お楽しみに(^O^)
さて、タイトルに+αとつけましたが、翻訳してみての感想や、第一話の翻訳で意訳した部分など少し解説してみようかなと思います。
壁際に追い詰められたタートルズ
【奴らは俺達を生かして帰すつもりは無いだろう】
ここは原文では
「THE ONLY WAY THEY'LL LET US OUT OF HERE IS IF WE'RE DEAD!」
原文に近い形で訳せば、
「彼らが我々をここから出す唯一の方法は、俺達が死んでいる場合のみ」
でしょうか?
ちなみにDEADは太字で強調されておりました。
警察から身を隠すタートルズ達のシーン。
【マンホールが見えてきた、】と訳した部分の原文は
「THE STORM DRAIN BECKONS.」
直訳すると「排水溝が手招きする」となります。
擬人法を使ったなかなか洒落た言い回しですね。
わかりやすさを優先して「マンホールが見えてきた」にしましたが、これも捨てがたいです。
シュレッダーの本部に潜入するラファエロ。
【奴らに頼むとするか】
【俺の名刺代わりをな!】
原文では
「THEY'VE GOT TO GO」
「THEY'LL BE MY CALLING CARD!」
直訳だと
「彼らは行かなければならない」
「彼らが俺の名刺になるだろう」
最初の文がどういう事かちょっとよくわからなかったので、後の文を補足する適当な文を入れました。
挑戦状を投げつけられたシュレッダー。
「受けてたとうではないか。死ぬのは奴らだ!」
原文では
「THERE WILL BE A DUEL, AND THERE WILL BE DEATH...THEiRS!」
直訳なら
「決闘があり、そして死がある。(それは)彼らのもの」
といった所か。
あまりに英語的な言い回しなので「受けてたとうではないか」と意訳した訳です。
ちなみに「THEiRS」のiだけ小文字なのは原文ままです。誤字?
シュレッダー現る。
「さあ、地獄に落ちろ!」
原文では
「COME FACE YOUR DOOM!!」
DOOMには「運命」という意味もあるらしいですが、ここでは「破滅」の意でしょうな。
確かファンタスティック・フォーの悪役にそんなのいたよね?
直訳なら
「破滅に直面しろ!」
になるか。
ドナテロを罵倒するシュレッダー。
「はっ!隙だらけだな!のろまな亀め!」
原文は
「HAH!YOU LEFT YOURSELF WIDE OPEN! YOU ARE MUCH TOO SLOW!」
直訳なら
「お前は自分の体を大きく開きすぎている!お前はあまりにも遅すぎる!」
とでもなりますか。
せっかくタートルズなので「のろまな亀」としてみました。
レオナルドの攻撃を受けたシュレッダー。
「忌々しい奴らだ…」
原文では
「BAH..FOUR FOOLS!」
わざわざ訳すまでもないですが、
「バァ、4バカ!」
と言ってますね。
ここに限らずシュレッダーのセリフには「FOOLS!(馬鹿ども!)」というセリフが多いです、事あるごとに亀達を罵倒してます。
他の個所は「愚か者達」「馬鹿ども」「くそ!」などと訳しましたが、この部分に関してはちょっと「ばーかばーか!」と訳してみたい誘惑にもかられました(^_^;)
サワキちゃんなら違和感ないな。
シュレッダー敗北
「どうかな…」
「終わったな、シュレッダー」
原文では
「PERHAPS HE IS,SHREDDER...BUT PERHAPS NOT!!」
「おそらく彼はシュレッダーであり、シュレッダーではない」
どういうことでしょう?彼は最早シュレッダーではなく、ただのオロク・サキだという事なのか。
シュレッダーって言わば称号みたいなものですからね。
ちなみにこのシーンではシュレッダーのカブトが取れてて、素顔を晒してます。そのへんも関係あるのかな?
ここは単純に「終わったな」としたのでした。
さて、今第二話の翻訳に取りかかったのですが、いきなりラフが暴言吐いてる所から始まります。
「てめぇのケツにお別れのキスをしな!」
とか言ってます。
ここも意訳するかな…「覚悟しろよこの野郎!」とかそんな感じに。