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加速世界―アクセルワールドー

いつも見ていた空は
無機質な天井で
壊せずに逃げ出せずにいた

僕の秘密基地に

黒蓮が咲いて

現実は青く色を変えた

 

醜いこの体
その右手をとって

全て解き放ち

駆ける背中

 

アクセルワールド
加速してゆく

アクセルワールド

意識が繋がる(君となら何処へも行ける
)
アクセルワールド

加速してゆく

アクセルワールド

確信に変わる(君となら歩いて行ける)

 

生まれ変わってもなお
下を向く僕に

見つめては素敵だよと言う

傷付くのが嫌で

言い訳探して

こじつけて跪こうとした

 

貴方は涙流しお嗚咽漏らしては
立ち尽くす僕に

バカと言った

 

アクセルワールド
加速してゆく

アクセルワールド

鼓動が速まる(君の手は白くて綺麗
)
アクセルワールド

加速してゆく

アクセルワールド

確信に変わる(君と手を繋いでいたい)

 

茨の中で眠る君は
儚くて脆くて

守る力はこの手に無くて

変われるって思ってた

翼が生えたら

貴方の待つその空へ飛び出そう

 

アクセルワールド
加速してゆく

アクセルワールド

意識が繋がる(君となら空も飛べる
)
アクセルワールド

加速してゆく

アクセルワールド
天井壊して(君と空駆け抜けたい
)
アクセルワールド

加速してゆく

アクセルワールド

鼓動が速まる(君と手を繋いでるから
)
アクセルワールド

加速してゆく

アクセルワールド

君といつまでも(いつまでもずっと君と)

 

 

1/6

いつか重力のクサリを
断ち切り君を連れてサテライト

 

君を探してあの街へ
さ迷い歩いた夜の道

 

受話器越しに聞こえた声が
なぜか とても 気になったの

 

見つけた君は赤い瞳
何事もないフリはナシにして

 

黒い沼に沈む君を放っておくわけにはいかない

 

いつか重力のクサリを解き放ち
宇宙へ飛ぶサテライト

そこに行けば体の重さも1/6

 

君が抱えてる悲しみが
少しでも軽くなればそれでいい

いつかそこに君を連れていくよ

重力の外へ

 

宇宙旅行は無理ですが
物理的に高い所へ

 

色々考えてみた結果
目指すは港の赤い塔

 

走ってきたフリして
胸の鼓動の速さを隠してみたの

 

今日は君の手を救い上げる権利をもらうよ

 

軌道エレベータのように
雲を抜けて昇るよサテライト

300
メートル昇れば少しは軽くなるかもね

 

つまり子供ダマシだけれど
意味が少しでも伝わればいい

地上よりも上に連れていきたいの

重力の外へ

 

見え隠れしてる気持ちは
多分バレているんだろうけれど

今はそれ以上 君を救いたいエゴイズム

 

太陽の力を借りて
白く輝いているお月様

同じように頼ってくれませんか?

 

いつか重力のクサリを断ち切り
君を連れてサテライト

辛いコトや悲しいコトも全部

1/6

 

宇宙船はまだ先だけれど
そこに辿りつけるまでの間

僕の左手を握っててくれますか?

 

いつか重力の外へ連れていくよ

 

out of the gravity

 

 

空想パレット

無くしてしまった 心の色彩
人に合わせて 作った透明

 

ごまかしたように 重ねた色彩
塗りつぶしたかったのは青?

 

不完全な僕らは 
足りない何かになりたいまま

 

遠い君に憧れ
少し 少し 重ねてく

 

君に伝えるための
不器用な心も

拙い言葉でも

届きますように

 

何も持たない僕でも
いつか見た空想を

繋がるためのパレットで

描くよ

 

濁った心で 混ざった色彩
変わっていくのが 怖くて

 

強がるかのように 隠した色彩
本当の色を忘れて

 

届かないと決めては いつも言い訳にして生きて
だけど変わりたいから 欠けた ものを 探す

 

僕の記憶の中の
薄れてた景色も

取り戻した色で

描いていけるかな

 

今はまだ少なくて
色のないパレット

僕らがみた夢をここに

重ねて

 

君に伝えるための
不器用な心も

拙い言葉でも

届きますように

 

かき集めた破片を
いつか見た空想を

繋げるためのパレットで

描くよ

 

 

可能世界のロンド

太陽が目覚める せせらぎが聞こえる
小鳥は歌いだす 僕はまだ夢の中

 

海原が広がる  細波が聞こえる
海鳥は飛び立つ 僕は途方に暮れる

 

青い空が覗く   風の音が聞こえる
窓は絵を切り取る 僕はページを捲る

 

喧騒に塗れる  ざわめきが聞こえる
空気が動き出す 僕は居場所を探す

 

足跡は限りなく遠く 幻想は遥か近く
ありふれた悲しみの文句 現実に微か響く

アスタリスクは飾り嘆く 空間は|隔て多く

在りし日の感傷の如く 空想の海を進み行く

 

間違いを重ねる 蔑み疎まれる
既視感を覚える 錯覚は正される

 

言の葉を束ねる  朧げに伝わる
意識は捩じ曲がる 認識は抉られる

 

コインが投げられる 現実が生まれる
世界が動き出す   暫し居場所を探す

 

サイコロが転がる 現実が生まれる
世界が動き出す  軈て答えを探す

世界の狭間で僕は 終わらない夢を見ている

 

数えきれない 不連続の波
躱しながら  ただ記憶を巡る

 

足跡は限りなく遠く 幻想は遥か近く
ありふれた悲しみの文句 現実に微か響く

 

アスタリスクは飾り嘆く 空間は|隔て多く
在りし日の感傷の如く 空想の海を進み行く

 

アスタリスクは道を示す 偶然は身を潜める
アスタリスクはただ答える 命題は解決する

 

アスタリスクは道を示す 必然は身を潜める
アスタリスクはただ哀れむ 存在は否定される

 

読み
細波  :さざなみ

捲る  :めくる

塗れる :まみれる

蔑み  :さげすみ

疎まれる:うとまれる

朧げ  :おぼろげ

抉られる:えぐられる

軈て  :やがて

躱し  :かわし

 

 

ディスコミュニケーション

君のメールを見る、暗い部屋の中で
そっけない文面に一人埋まっていく

 

僕の自己中心的な関係妄想は
ただ君を困らせるだけ、わかっているのに

 

甘ったるい、都合のいい
一方的で、独善的な

 

欲張りで、臆病な
鏡に映る自分は、思うより醜くて    

 

ディスコミュニケーション、巡る思考が
僕を強く殺してしまう

 

ディスコミュニケーション、一方通行で 
届かない歌を歌うよ

 

自分に足りないものを、ひとつひとつ数えていく
意味のないことなのに ふくれてく、コンプレックス

 

何もできないことを 諦めている僕は
ただ自分の不甲斐なさに酔うことしかできない

 

青臭い、情けない
楽観的で、周りが見えない

 

寂しがりで、しめっぽい
不安に苛まれて、今日も何もできない

 

ディスコミュニケーション、僕が自身を
殴りつけて、壊してやりたい

 

ディスコミュニケーション、どうしようもない
ことがあるの、わかっているよ

 

ディスコミュニケーション、僕が自身を
殴りつけて、壊してやりたい

 

ディスコミュニケーション、一方通行で 
届かない歌を歌うよ

 

 

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