prof:bkm:
30代/二次元/メンタル/お洒落
耳からの情報をすぐ忘れる
11:08 2014/11/9
話題:記憶

子どもの頃から「耳で聞いて覚える」ことがとても苦手だった。例えば学校の先生から「このプリントを職員室のA先生に持って行って、ついでにB先生から大きな分度器を借りてきて」と頼まれると、頭の中が???で埋め尽くされる。ほんの数秒もしない内に用件を忘れ、あれ?このプリントをどうするんだっけ?と首をかしげる始末。

「先生、このプリント何でしたっけ……」「職員室のA先生に持って行くんでしょ」、ああそうだった、とわたしは用事を果たしてクラスへ戻る。「A先生にプリント渡してきました!」「分度器は?」「分度器はわたしの筆箱にあります」「そうじゃなくて、B先生から大きな分度器を借りて来てっていったでしょ!」

小学校中学校とその調子で、ついには高校でも度々課題の提出を忘れて叱られる事が多くなった。きちんと宿題はこなしたものの、それを自宅へ忘れてくる。ある現代国語の先生がわたしを立たせて言った。「howさんは特待生だし頭は良いけれど、宿題を忘れたりちょっとしたミスが多いわね。あなたは真面目だからきっと本当に宿題をやったんだろうけど、こんなんじゃ自分の評価を下げるだけよ」。

以来、アルバイトや派遣の仕事先へ行くときはメモ帳を首から提げて何でも記録するようになった。ところが派遣先によってはメモをとる事もメモを読み返す事も禁止、というところがあって、お局様から「メモを見返すなんて、わたしの話をちゃんと聞いていない証拠よね」と呼び出される事もあった。そういう時はいよいよ落ちこぼれの烙印を押され、事務職で入ったのに子どもに風船を配ったりガラガラくじを引かせる窓際仕事へ追いやられたり。

だけどやっぱり自分は、メモなり写真を残した方が記憶しやすいと思う。ブログもそうで文章にして後から見返せば思い出しやすい。ただそれを職場なり学校の人へ伝える際、必ずしも要求が通るとはいえないから……そこが今後の悩みの種かな。

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