懐かしい笑顔、
懐かしい名前、
懐かしい響き、
懐かしい想い出
頭の中の古いアルバムに
久々のご対面
封じ込めていた涙の欠片も
そこから一緒に飛び出した
綺麗で哀しい記憶..*゚
何も考えずに
思いつきで取り出して
興味本位で過去を読む
苦しかった思い出も
楽しかった思い出も
ごちゃまぜになって溢れ出し
一度読んだら引き返せない
そこはまさにparallel world
思い出の傍らには
まだあの人の姿があって
長い月日の中に
過去と今が交差する
刻まれることのない
僕らの時間と
今も尚刻まれている
君らの時間
そう、これはただ
運命ではなかっただけ..*゚
もう好きな人なんて
出来ないんぢゃないかって
本気で思って死ぬほど泣いた
あれはまだ高校3年生の僕
思い出と一緒にしまってあった
涙の欠片が枯れたはずの記憶に
たくさんの水を注いでく
こうなることは
わかっていたのに
気づけば君を探していた..*゚
どうか君がこの先も
変わらない笑顔で
過ごせますように
願わくば
いつかまたあの頃みたいに
笑って会話ができますように
音信不通の君へ
願いを込めて..*゚