私の前でたくさんたくさん手首や腕や脚を切って見せてくれたら、どんなに幸せだろう。私の可愛い彼。そんなことを言うとまた悲しい顔をさせてしまうから言わないけれど。

今日はお休みで、天気も良くて、私は朝から資格試験の勉強をして、とても気分が良い、のかもしれない。
しかし、本当は、一人で過ごすお休みの日は気が違いそうになるくらい不安なのである。時計の針が私に襲いかかってくるような感覚、イリュージョン!

時間を無駄にしているという確固たる認識。身体の奥底から湧き出る罪悪感。小さな部屋で私は何かに脅かされている。

寂しいのは耐えられない。肉体は誰でもいいけど、精神は誰でもいいわけじゃない。より高潔な魂はより高潔な肉体に宿るのだとしたら、私はまず高潔な肉体を探さねばならない(彼は文句無しに高潔な肉体である)。
セックスなんて誰とでも出来るけど、それって単なる暇つぶしにしかならないね。
浮気とかなんとか面倒だから、可愛い女の子引っ掛けて遊んでもらいたい。

さて、私の肉体は高潔であるか?

話題:秘密