この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。
ログイン |
今日は同僚とお茶した後、街で水着を見に行ってきました( ´ ▽ ` )今更なんて言わないで。
*重大なネタバレにつながる人物紹介がありますので巻末の付録は読了後に読むことをお勧めします*
昨日のことです。
ふらりと街に出て荒れ狂うセールの波に揉まれ(H○Mこええ)、疲れた体を癒そうと書店に立ち寄ったところ「ブラッドハーレーの馬車」がポップ付で積まれておりました。珍しいと思い近づいたら何と沙村広明の新作が出ているとのこと。その宣伝だったようです。沙村先生の新刊とあらば買わずに帰れまい、と棚になかったので店員さんに尋ねながら何とか確保、帰宅後一気に読了しました。
表紙の二人、車椅子の少女と眼帯の従者が主人公。舞台は帝政崩壊後1930年代頃のロシア。
ミステリー仕立てで謎に満ちていて、それでいて一冊にしっかりまとまっていて圧巻のストーリーでした。あの伏線がそこに!と何度思ったことか。
エログロ要素の強かった「ブラ馬車」が無理、という方にも強くお薦めできる名作です。
ただ、革命前後〜ソビエト初期あたりの知識が少しでもあった方がより楽しめるかとは思います。Wikiでいちいち調べながらだと中断されてしまって魅力が半減してしまいますからね。
ちなみに他の方のレビューでも散々言われている事だとは思いますが、巻末付録は「読み終わった人のための登場人物紹介」であり重大なネタバレを大いに含みます。読了後に読むことを強くお勧めします。
カタカナ苦手で人の名前が覚えられない方はまずは巻頭の人物紹介を参照するようにしてください。
↓以下萌え語り↓
性 別 | 女性 |