昨日の記事に引き続き、24日の夜の探索記録。
庭での探索で既に満足気味だが、近所の運動公園へ。
放置されているサッカーゴールに何かいる!
ハイイロヤハズカミキリ posted by
(C)独り蛾
↑ハイイロヤハズカミキリ(初見)↑
中型のカミキリ。ネットから離そうと引っ張っても、ガッチリしがみついて捕れなかった。まあ捕る気はないけど。
サッカーゴールのネットにはカミキリ以外に、スジキリヨトウもとまっていた。
何故そこにいるのかは不明だが、今後は要注目。
木の下を歩いていると、なんか「ボトッ」という音が。
上を見上げると、そこにはエゴノキの花がたくさん咲いていた!
その花には・・・
クロクモヤガ posted by
(C)独り蛾
↑クロクモヤガ↑
黒い斑点のあるモンヤガ。特に基方は複雑な模様。
アカマエヤガ posted by
(C)独り蛾
↑アカマエヤガ↑
名前になるほど「アカマエ」な特徴は目立たない。腎状紋や環状紋を貫くような縦線が特徴。この特徴はタマナヤガも同じだけど、雰囲気がだいぶ違う。
この他にエゴノキの花には、アオフシラクモヨトウ等がたくさんいた。
しかし花はどれも高い位置に咲いていて、「花と蛾」な写真が撮れない(´・ω・`)
エゴノキは高い位置に咲く種類なのかな?
こうなったら庭で育てて、剪定して樹高が低いエゴノキを・・・
店に売ってないかな?
その後は老人ホーム前へ。
いろいろいるが、いつもより少ない気がする。
と思いつつ探すと、コンクリ塀に・・・
コクワガタ♂(翅が変) posted by
(C)独り蛾
↑コクワガタ♂↑
小さめで可愛らしい個体。しかし左側の翅が常に開いている。羽化不全か?
クロクモエダシャク♂ posted by
(C)独り蛾
↑クロクモエダシャク♂↑
高い所にいたので網で捕獲して撮影。これという特徴も魅力もないのだが、何故か個人的に好き。すごく落ち着いた色彩。
そしてオビヒトリが飛んで来たので捕獲。
しかし暴れていて撮影できないので、家に持ち帰ってゆっくり撮影しよっと。
さて、次は雑木林!
樹液を淡々と見て回ると、
ウンモンクチバ posted by
(C)独り蛾
↑ウンモンクチバ↑
測ったら前翅長25mmだったので、ほぼ間違いなくウンモンだと思う。だいたい19mm以下でニセウンモン、23mm以上でウンモン、なイメージ。20〜22mmの奴はお手上げ・・・
その後飛んでいたアシベニカギバを捕獲したが、またも暴れん坊なのでお持ち帰り。
家に帰って撮影
アシベニカギバ
アシベニカギバ posted by
(C)独り蛾
前翅先端が鍵状。黄色っぽい個体から茶色い個体までいる。「クロスジカギバ」に似ているが、黒線がアシベニでは不明瞭なので区別がつく。
オビヒトリ♂
オビリトリ♂ posted by
(C)独り蛾
腹が赤く、翅は真っ白。しかし前翅後縁には黒い点が二つある。
体長30cmくらいあれば是非ペットにしたい蛾。腹をモフモフしたい。
撮影終了。
両種とも近所で捕ったものだし大丈夫だろうということで、庭にリリース。
するとオビヒトリが、近くにあった蜘蛛の巣にかかってしまった!
「どうしよう・・・」と迷ってるうちに、自力で巣から脱出したオビヒトリ君。
しかし糸が翅や脚に絡んでしまい、飛べずに地面でジタバタ。
可哀想になって木にとまらせたら、腹をクネクネしたり木の隙間に体を擦りつけたりしだした・・・
少し観察していると、どうやら蜘蛛の糸を取ろうとしている様だ。
どんどん木を登っていき、けっきょく糸が取れたのかは不明。
でも蛾もちゃんとこういう状況の対処法を知ってるんだなぁと、感心した!
翌日、その個体かはわからないが、逃がした場所の近くにオビヒトリがいた。
でも問題なく飛んで行った。