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2012-5-24夜探索記B

昨日の記事に引き続き、24日の夜の探索記録。



庭での探索で既に満足気味だが、近所の運動公園へ。

放置されているサッカーゴールに何かいる!

ハイイロヤハズカミキリ posted by (C)独り蛾
↑ハイイロヤハズカミキリ(初見)↑
中型のカミキリ。ネットから離そうと引っ張っても、ガッチリしがみついて捕れなかった。まあ捕る気はないけど。

サッカーゴールのネットにはカミキリ以外に、スジキリヨトウもとまっていた。
何故そこにいるのかは不明だが、今後は要注目。



木の下を歩いていると、なんか「ボトッ」という音が。
上を見上げると、そこにはエゴノキの花がたくさん咲いていた!

その花には・・・


クロクモヤガ posted by (C)独り蛾
↑クロクモヤガ↑
黒い斑点のあるモンヤガ。特に基方は複雑な模様。


アカマエヤガ posted by (C)独り蛾
↑アカマエヤガ↑
名前になるほど「アカマエ」な特徴は目立たない。腎状紋や環状紋を貫くような縦線が特徴。この特徴はタマナヤガも同じだけど、雰囲気がだいぶ違う。



この他にエゴノキの花には、アオフシラクモヨトウ等がたくさんいた。

しかし花はどれも高い位置に咲いていて、「花と蛾」な写真が撮れない(´・ω・`)
エゴノキは高い位置に咲く種類なのかな?

こうなったら庭で育てて、剪定して樹高が低いエゴノキを・・・
店に売ってないかな?





その後は老人ホーム前へ。

いろいろいるが、いつもより少ない気がする。
と思いつつ探すと、コンクリ塀に・・・

コクワガタ♂(翅が変) posted by (C)独り蛾
↑コクワガタ♂↑
小さめで可愛らしい個体。しかし左側の翅が常に開いている。羽化不全か?




クロクモエダシャク♂ posted by (C)独り蛾
↑クロクモエダシャク♂↑
高い所にいたので網で捕獲して撮影。これという特徴も魅力もないのだが、何故か個人的に好き。すごく落ち着いた色彩。



そしてオビヒトリが飛んで来たので捕獲。
しかし暴れていて撮影できないので、家に持ち帰ってゆっくり撮影しよっと。





さて、次は雑木林!

樹液を淡々と見て回ると、

ウンモンクチバ posted by (C)独り蛾
↑ウンモンクチバ↑
測ったら前翅長25mmだったので、ほぼ間違いなくウンモンだと思う。だいたい19mm以下でニセウンモン、23mm以上でウンモン、なイメージ。20〜22mmの奴はお手上げ・・・



その後飛んでいたアシベニカギバを捕獲したが、またも暴れん坊なのでお持ち帰り。





家に帰って撮影

アシベニカギバ

アシベニカギバ posted by (C)独り蛾
前翅先端が鍵状。黄色っぽい個体から茶色い個体までいる。「クロスジカギバ」に似ているが、黒線がアシベニでは不明瞭なので区別がつく。



オビヒトリ♂

オビリトリ♂ posted by (C)独り蛾
腹が赤く、翅は真っ白。しかし前翅後縁には黒い点が二つある。
体長30cmくらいあれば是非ペットにしたい蛾。腹をモフモフしたい。



撮影終了。
両種とも近所で捕ったものだし大丈夫だろうということで、庭にリリース。


するとオビヒトリが、近くにあった蜘蛛の巣にかかってしまった!
「どうしよう・・・」と迷ってるうちに、自力で巣から脱出したオビヒトリ君。

しかし糸が翅や脚に絡んでしまい、飛べずに地面でジタバタ。
可哀想になって木にとまらせたら、腹をクネクネしたり木の隙間に体を擦りつけたりしだした・・・

少し観察していると、どうやら蜘蛛の糸を取ろうとしている様だ。
どんどん木を登っていき、けっきょく糸が取れたのかは不明。
でも蛾もちゃんとこういう状況の対処法を知ってるんだなぁと、感心した!


翌日、その個体かはわからないが、逃がした場所の近くにオビヒトリがいた。
でも問題なく飛んで行った。
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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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