猫じゃなく犬の曲なんですが…。
この曲、スッゴく良いので前々から書こうと思ってたんですよー。

※ 思い付きの深夜更新スミマセン

数年前、初聴きした時から号泣モンだったんだけど何度聴いても号泣してしまう

「my name is ジョン」
そこから始まるジョンの飼い主に対する愛情の物語
犬だけじゃなくペットと暮らしてる人なら必ず共感し号泣しちゃいます。
メロディーも声も素敵です!!
全てが完璧です!!


私が生まれて最初に触れた犬が同じ「ジョン」って名前のミックス犬
シェパードの血が入った格好いい子でした。
私が物心ついた頃には、うちにいた。

外見とは裏腹に、とても臆病で蟹に後退りしたり雷に震え上がったり…
家族のアイドルであり幼い私にとっては大きくて頼りになる存在だった。
いつも転げ回って遊んでた。
私が何しても怒りもせず…優しい子だった。

今じゃあ考えらんないけど昔のコトだし田舎のコトだから鎖で繋ぐなんてコトしてなくて
近所の犬や猫も野放し状態で。
野良犬もウロウロしていて、その野良犬の為に《毒饅頭》なんてのを仕掛けてあって…。

ジョンは頭の良い子だったのに食べてしまって。
明け方、同居していた叔父の声で目が覚めた。
玄関には息も途切れそうなジョンが横たわってた。

なすすべもなく
あっけなく
ジョンは逝った。

叔父の話しによると新聞を取りに出たらジョンが這って戻ってきてたそうだ。

一番可愛いがってた叔父に会いに戻って来たんだろう。
叔父の側で逝きたかったいんだろう。

…母が、そう言ってた。

私はと言えば叔父が号泣するに対し全然 泣けなかった。

あの光景は一生、忘れるコトはないと思う

生まれて初めて体験した死

今思えば、あの時は7歳で《死》を理解してなかったのかも知れない。

あの時、ジョンの命に対して泣けなかった自分が悔しくて情けなくて
あんなに長い時間を一緒に過ごしてたのに…。

そんな思いが混じり合って、この《ジョンの純な恋物語》を聴くとジョンの為に涙する

今更、泣いても仕方ないのはわかってるんだけど…。

歌詞の最後にある

目には見えない力で
空からずっと守ってあげる


ずっと見守られてるのは叔父だろうから
私のトコにも時々でいいから来てくれるといいな…。


そんなコトを想いながら、この曲を聴く。