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涙の数だけ

…追記にて面白くもなんともない思いついたことだけをかいたやつ。どんな話なのかさっぱり分からん←
冒頭部分の本当に最初だけ。
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もしも

君が居なくなれと言うならば…

行動も現実が一致なくなる…

あれ、おかしいな

シめるために伸ばした腕が別のことをしてる


あたしがしたいのはそんなことじゃないの


本当に絞めたいのは自分の首なの


死にたいの



       消えたいの







もう、この輝く世界から消えてなくなりたいの


ハッピーハッピーハッピーエンド

昔から聴かされてきた物語
お姫様はみんなハッピーエンドを迎えてた
じゃあ私は?
ハッピーエンドを迎えれるのかな?

大切な物語たちが
自分の足で立って歩く
なのに私は立ち止まったまま
こんなんじゃだめだ

ハッピーエンドを迎えたくて
履いてた靴を脱ぎ捨てた
そしてそのまま…

それは消えない痕となって

1つ2つ3つ
悪いことを1つするたびに傷は1つずつ増えていく。

7つ8つ9つ
回数を重ねるごとに痛みは麻痺されていく。

12、13、14
ただただ快楽を求めるためだけの傷痕となっていく。


21、22、23
寂しくてかまってほしくて、でもかまってくれないからまた切る。

30、31、32
泣きながらも傷を作る。

34、35、36
止められない、やめられない。

誰か助けて。

手を伸ばす

手を伸ばす

届かないとわかっていても
あの星をとろうとして

そして
いくら手を伸ばしても
届かない星を思いながら
静かに涙を流す

嗚呼、人間はなんと
ちっぽけな存在なのだろうか

***

ざざ、ざざ…

夜中のテレビから流れる砂嵐のような、耳に不快な音が響く。

ざざ、ざざ…

それは絶え間なく流れ、どこから流れてきているのかわからなかった。
でも砂嵐のような音は、この暗い空間の中でどこからともなく響き、音は止まらなかった。

ざざ、ざざざ…

ざざざ、ざざ…

前方へと伸ばした手は、何もつかむことなく闇に溶けていった。
闇、やみ、ヤミ…
辺りは黒のペンキをぶっかけたかのような暗さ。
しかしその暗闇に、恐怖や不安といったものは一切感じられない。

ざざ、ざざ…

ここは一体どこなのだろうか。
皆目見当もつかなかった。

ざざざ、ざざ…

耳に不快な砂嵐の音だけが、この静かに広がる闇の中でずっと響いていた。

痛い


ー痛い。頭が…体が痛い。

私は助けて、と叫んだ。
でも口から出るのはヒューという息だけで、声は出ずなにも形をなさなかった。

ー助けて、助けて、助けて!
ー痛いよ、苦しいよ…助けて

いくら叫んでも声は出ず、周りのガヤガヤという騒音だけが耳に入る。
誰が呼んだのか、ピーポーピーポー…という救急車の音が着越え始めた。
一層騒音がざわめいた。

あぁうるさい。
でも助けて。痛いの。全部が痛いの。

涙が出てるかわからない。
もうなにも見えないし、痛みでそれどころかじゃないから。
しばらくすると「大丈夫ですか!」と焦ったような声で話す人に抱えられた。
私は急に痛みがなくなったことに驚きつつも、かわりにきた眠気に襲われて意識を手放した。


目が覚めると真っ白な部屋にいた。
起きあがってみると妙に体が軽く、どこへでも行けそうな気がした。
その時がチャリと部屋のドアが開き、母と姉が白衣を着た男性…おそらく私の担当の医者が入ってきた。

ーお母さん、お姉ちゃん

声に出したつもりなのに声がでない。
なんで?

母と姉は私を見るなり泣き崩れた。
医者が私の近くに椅子を用意し、なんとか母と姉を椅子に座らせるも、二人は泣き止む気配はない。
そして医者の言葉に、今度は私が涙した。


「残念ながら、こちらに着いたときにはもう……」

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