話題:アイドルマスター
美奈子「いた」
静香「いえ、こっちにはいません」
美奈子「夏も本格化してきたから、そろそろだと思ってたけど、こうも早く現れるなんて…」
静香「完全に殲滅するまで、安心してうどんが打てない…」
美奈子「どこに…」キョロキョロ
静香「どこに…」キョロキョロ
ちゃば「」ドキドキ
ちゃば(な、なんなんだよコイツら…目がマジじゃねえかここにいたらヤバい…早いとこ逃がないと…)カサカサカサ
美奈子「」ピクッ
美奈子「そこかぁぁぁぁぁ」シュッ
ちゃば「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ」
静香「出た美奈子さんの必殺技・竹串投げ」
美奈子「く、外した」
ちゃば「串刺しとか状態じゃねえ」カサカサカサ
静香「しまった、厨房の外に」
ちゃば「くそっ、とにかく早く身を隠せるような場所を探し」
ワニ子「………」
ちゃば「………え」
へび香「………」
ちゃば「…はぁ」
ワニ子「……」ギロッ
へび香「……」ジロッ
ちゃば「な、なんでこんなところにこんなのが」カサカサカサ
まつり「ほいま何か動いたのです」
美奈子「まつりさん今こっちに…って、何してるんですか」
まつり「響ちゃんの家族とお散歩中なのです。とっても可愛いのですよ」
静香(そういえばまつりさん、お正月の干支イベントで平気で蛇を首に巻いてたなぁ…)
ちゃば「はぁはぁ…なんだよここ…なんでこんなに廊下長いんだよ…」
志保「……」
ちゃば「っと」
志保「」国家機密ビーム!!
ちゃば「んだとぉぉぉ」カサカサカサ
志保「…………」
美奈子「志保ちゃん、今こっちの方に……志保ちゃん」
静香「…立ったまま気絶してますね」
ちゃば「はぁはぁはぁ……なんなんだよ…ビーム撃つのが最近の流行りなのかていうかビームって何だよ…普通人間が撃てるもんじゃないだろ…」
ひなた「あれなんか変な虫がいるさ」
桃子「虫…ヒィッ」
ひなた「どうしただ」
桃子「ひ、ひなた、これは、あれよ…ゴ、ゴキ」
ひなた「へぇ〜、これがかおら初めて見ただ。北海道じゃ見たことなかったべさ」
桃子「ちょ、そんなに近づいて見てないでよは、早く殺虫剤とか」
ひなた「あ、でも、せっかくだからこのまま窓の外に逃がしてあげたら」
ちゃば「え、マジここから逃げ出せるんなら超ラッキーだぜ」
美奈子「ひなたちゃん、桃子ちゃん」
ちゃば「ゲッ」
静香「美奈子さん、ひなたちゃんの足元」
美奈子「ひなたちゃん、そこ動かないでハアッ」シュッ
ちゃば「ちくしょー、あとちょっとだったのに」
美奈子「避けた」
静香「逃がしませんよ」
千鶴「…ふむ、今夏のイチ押しファッションはこういうものが流行ると」
\ワーワーギャーギャー/
千鶴「なにやら廊下の方が騒がしいですわね」
ちゃば「だぁぁぁしつこいぞお前ら」
美奈子「待ちなさぁぁぁい」
静香「おとなしくしなさぁぁぁい」
千鶴「一体何を騒いでいますの」
美奈子「千鶴さん、下、足下」
千鶴「下」
ちゃば「あ」
千鶴「………」
雑誌クルクル・必殺必中!!
ちゃば「」スパーン
※所要時間2秒
美奈子「………」
静香「………」
千鶴「………」ヒョイ
窓ガラッ…ポイッ
美奈子「………」
静香「………」
千鶴「雑誌が汚れてしまいましたわ。…ホイホイを増やすべきでしょうか。厨房などでも使えるよう、殺虫剤は凍結させるものがいいですわね。プロデューサーに相談して設置してもらいましょう」
美奈子「………」
静香「………」
静香「……神業」
美奈子「さすが精肉店…いえ、セレブ」
静香「そこ言い直す必要あります…」
ちゃば「…痛……あと角度が2゚ズレてたら間違いなく逝ってた…ぜ……」ガクッ