日英両政府の主導で、宇宙開発に携わる事業者を評価する新たな格付け制度が来年春に創設されることが5日、分かった。宇宙で急増する人工衛星の破片などのスペースデブリ(宇宙ごみ)低減を促すため、他の衛星との衝突回避機能など低減策に応じて事業者をランク付けする。格付けの高い企業に資金調達や損害保険の面で優遇することで国際社会のデブリ対策を底上げし、宇宙空間の安定利用に貢献したい考えだ。