話題:好きな人の匂い

こんばんは。
いつかです。
彼氏できました。

前述した例の方とは別の方です。
不純異性交遊反対!!
齢25、努めて誠実に生きてるつもりですが、ええ…。

話すと長くなるんだけど、ここ3ヶ月間週2の頻度で鬼がらみしていた相手です。
まあ、多人数でな。既婚者を含む、健全な集まりでな。これ重要な。

そして私が一目惚れした相手でもありました。

しかし悲しいことに私、全く相手にされてなかったんですね。
ぼちぼち年の差があったのと、人見知りモード発揮してる普段の私を言い表すならば「THE 無難」といったところで。
彼には初対面で「受付とかでただニコニコしてるだけの子って感じだよね。」というようなことを言われました。
なるほど、微塵も興味そそられないって感じですね。

それでも、その飾らず飄々としてるちょっと気弱なスナフキンみたいな彼への恋心は日々募っていくばかりでありました。

しかし私なりにはアピールもしていたんだけども、全くなびく気配がなし。

気のない相手にあまりガツガツこられても迷惑だろうと判断して、この恋心はこのまま胸に秘め、気分転換に他を当たろう思い、前述の婚カツパーティへ赴いたのです。

彼にもその話はしており、良い感じじゃん!応援するよ!みたいになってたんですが。

数日前、酒のペース配分間違えてベロンベロンに酔っぱらった私。
全部いっちゃった。

「ずっとこう思ってて。本当はこうで。
馬鹿なんですか。なんで気づいてくれないんですか。

なんでもう帰っちゃうんですか…。」

実は彼は出張期間中の身で、今月一杯で帰省予定なのでありました。

いやほんと、自分でも、何故ここで気持ちを吐露してしまったのかわかりません。
言うつもりは一切ありませんでした。

彼から見た私はよくて、妹的存在。
最後の最後で変な空気作っちゃうって、わりと最悪。

しかも本当に穴があったら入りたいんだけど、そんな状況下で困惑しながらも介抱してくれた彼の腕にしがみついて、
「好きな人の匂いって最高ですね。」
と変態発言をかました気がしています。

酔って記憶をなくせる人が羨ましい!
1から10まではっきり覚えてますから。
次の日起きたときの絶望感ったら。

どちみち上手くいっても遠距離なこともあったし、これ以上好きになっても辛いだけだと、今まで意識して一線引いてたのに、ここにきて…なんで……ドン引きですわ…。


翌々日、絶望にうちひしがれていた私に「サシで飲みにいこう。」と彼からLINEが。
初めての二人きり。寧ろ初めてLINEきた。
というか、何事?

もしかしてこの前の返事?
もう、この際すっきりフラれて終わりにしたい…。


「いいよ。」

でした。第一声が。

結論早杉内!!

「遠距離になるけどいいのか。
正直その時点で、恋愛対象として見まいとしていた。でも改めて考えてみると悪くはない。寧ろ可愛いと思ってる。」
と、彼から説明を受ける。

ええ…私この人と付き合える?…だがしかし!

「自分からいっときながらなんですけど、もっとよく考えてください!次の恋愛は絶対これだ!って人と付き合って結婚したいって言ってましたよね?その上で、今はビビっとくる人はいないって言ってましたよね?嬉しいけど、私はあなたに後悔してほしくないんです。妥協するくらいならやめといたほうが良いですよ。」

「確かにそうだね、でも付き合ってみないとわからないことだったのかもしれない。それを妥協というのは少し違う。しかし自分の気持ちを確かめるにはいつかちゃんの貴重な時間を貰うことになる、それだけが唯一、問題。」

(ええっ…。ていうか、さらっと、私はビビっとくる相手ではないということを言われているのだが…。)

「しかもこのチャンスを逃したら、これ以上はもうないと、同僚に強く言われたから。」


(だから、それはつまり妥協じゃん!!!ていうか、それ本人に言う?!)

と心の中で絶叫したが、本音を隠して「俺も実は前から、いつかちゃんのこと好きだったんだ。」とか辻褄の合わない事を言われるよりはましだったし「ああ、この人はこんな人だよな。不器用で、万人受けするタイプではないけれど、それは他人の評価を気にして自分を偽ることを微塵も考えてないからで。私とは正反対で。だから、憧れてたんだよな。」とか思って黙った。

代わりに、
「私としては、あなたが真剣に向き合ってくれるなら、その時間が無駄になるとは一ミリも思いません。」
とだけ言った。


こういう経緯で、彼氏できた。



婚カツの彼もすごくいい人で、申し訳なかったけど、でもやっぱり…。
ごめんなさい。


のちのち、同僚さんに、こういう激しく受身な返事をいただいたことを相談したら「あいつ…また、そんな言いかたしたの?大丈夫。今までは彼、こういうの本当に興味なくて振ってたから。内緒だけど実はあの後(泥酔事件後)結構浮かれてたから。というかもう既にいつかちゃんのことかなり好きだと思うよ。」と言ってもらって、私少しだけ、自信を持ちました。
「ああでも、いつかちゃんのアピールは誰も気づいてなかったから!」…まじか。

今は、一線引く必要が無くなったので、露骨に好意を示しています。
実をいうと愛情表現は苦手なんだけど、今は何よりも信頼関係の構築が重要だと思い恥を忍んで。
それプラス、彼は結構自虐的な発言が多いのですが、私の存在が何かしら自信に繋がってくれればよいなと思いまして、その根拠を提示しようと。彼の良いところ、沢山言葉にして伝えようと。
(彼自身はおろか、仕事仲間からもちょっとかるんじられてる部分がある。同僚からも、やる気が足りないと説教されてばかり。うわべで取り繕わないだけで、決してそんなことはないのに。)

付き合ってまだ数日ですが、少しずつ、私を見る目に優しさを感じるようになってきた気がしています。

彼は自己評価が低いだけで、当たり前だけど、私と比べたらかなりしゃんとしている。
私も早く一人前の人間にならねば。

もうすぐかなりの遠距離になるから、会える時間は悔いのないよう楽しもう。



寒すぎて手がかじかんで、文章めちゃくちゃだけど、このまま投稿。