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18年間

思えば保育園の頃から友達なんてほとんどいなかったしずっと一人で遊んでいた
幼稚園ぐらいまでは一人で遊ぶことがいけないこととも恥ずかしいこととも思っていなくて楽しく遊んでいた
でも小学校に入って自我もうまれてきて一人でいることが恥ずかしいことと思うようになった
でも休み時間のたびにお話をしたり遊んだりする人はいなくて
机の中や手提げ袋の中を何度も整理したり次の授業を何度も確認して準備をしたりその日の給食の献立を把握してみたりして早く10分経たないかなってずっと思っていた
通常の休み時間は10分だけど私の通っていた小学校のお昼休みは40分もあって苦痛でしかなかった
みんなグラウンドに出てドッチボールをしたり鬼ごっこをしたりなわとびで遊んだりしていて、羨ましかった
でも教室が静かになるわけでもなくて教室の中では女の子のグループがはないちもんめやかごめかごめをしていて、それも羨ましかった
何度かいれてもらった事はあるが私の名前が呼ばれることなんてなくてグループのリーダー的な存在の女の子が「ちょっとみんな、(私の名前)ちゃんのことも呼んであげようよ」と言って次の回私は呼ばれたが私の名前が呼ばれたのはその時のそれだけだった
きっとその子はなんの悪意もなくて素直に思ったことを言っただけなんだろうけど私はその悪意の無さとか無神経さが苛立たしくて少し悲しくて帰り道、学校から家までの間少しだけ泣いた
でもまだ小学校の頃は授業は好きだった、するべきことがたくさんあって一人でいる感もなかったし、そのおかげで成績だけはよかった
でもグループでなにかをしないといけない授業はなにをしたらいいのかがわからなくてよく手持ち無沙汰になってしまうから嫌いだった
中学は受験をして少し遠くにある私立の学校に入った
中学校の休み時間は寝ている人や一人で本を読んでる人もいて一人でいることもそんなに苦痛にならなかった
でも体育の二人一組でする体操やお昼ご飯を食べる時間は相変わらず辛かった
小学校の時と違って給食じゃなくてお弁当だからお母さんが朝一生懸命作ってくれていたお弁当を一人で食べているとなんだか悲しくてたまらなかった
中学2年になると隣の席の子と仲良くなれた
好きな人の話を授業中にこっそりしていて先生に注意されて二人でふふって笑い合ったりしてすごく楽しかった
でもそんな楽しい時間も長くは続かなくて、夏休み明けぐらいからその子が私を無視したり避けたりするようになってみんなも私を避けるようになっていて
よくわからないけどいつの間にかまた一人になっていた
何度原因を考えてもなにも思いつかなくて苦しかった
親や先生に相談するっていう考えはなくて学校を休むこともできなくて
些細な嫌がらせなんだけど当時はその全てが悲しくて苦しかった
バス登校だったから学校に着くまでの1時間毎日下を向いて泣きながら通っていた
修学旅行も誰とどこを回ったか全然覚えていなくて、行ったことは確かなんだけど記憶がない
エスカレーター式の学校だから高校にあがったところでなにも変わることはなくて気づいたら学校そのものが嫌いで不登校になっていた
当然高校二年生の時の修学旅行もあまり記憶はない
あまりのストレスで肌荒れがひどくなりヘルペスが何個もできたことだけは覚えている
高校三年になると同時にその学校はやめてしまって通信制のある高校に移ったけどやめるまでが大変で、それは「去年の今頃のお話」の記事

私の人生こんなもんできっとこれからも煌びやかな生活をすることはないのでさっさと静かに死んでしまいたい

12.24

今年のクリスマスイブは土砂降り
特別な用事もないしベットの上で雨の音と、凛として時雨の曲を聴きながら煙草を吸って窪美澄の雨のなまえを読んだ
サンタさんがくることもないから次の日の朝を楽しみにして10時前に早寝をする必要もない
あたたかい珈琲を飲みながらぼんやり過ごした
特別な日に特別ではないことをしているはずなのに、気分は特別なことをしているよう
今日は心なしか煙草も珈琲も美味しい

敏感

前髪が伸びてきた
視界が悪くて前がよく見えない、安心する
前髪が長いからという理由で前を見なくてもいいような気がする
少し下を向いて歩いている方が落ち着く

一人で街を歩いている時、すれ違う人やそこに立っている誰かの視線が怖くてたまらない
そのことを誰かに言っても「誰も君のことなんか見てないよ」と笑われる
そんなことわかっている、それでも得体の知れない恐怖に包まれるしそれを遮断しようとすればするほどどんどん飲み込まれて行って息が苦しくなる

自意識過剰だと笑ったあの人はきっとなんてことなく放った一言なんだろうけど私は何度も反芻してしまい、その度に少しだけ傷つく

ただ笑わないでほしかった
理解されないこととわかっていても
なにそれと笑われると多少傷つく

マスクやヘッドホン、イヤホンでもいいけど
それを付けている時はなぜだか少しだけましになる

その全てを持っていても、高校生の下校ラッシュと重なってしまった時はどう足掻いても苦しくなるから携帯でひたすら二階堂奥歯さんの八本脚の蝶を読むか、自殺の現状を調べることにしている

いつまでこんな感じなのかな
なんだか悲しくなってくる

憂鬱

語彙が感情を凌駕することなんてないからきっと私はいつまで経っても苦しいまま
名前もわからないいつまで苦しまないといけないのかもわからない感情に首を絞められて息苦しい
死にたいと思うほどに死にたくなくて
今日もまた自滅して絶望的な朝を迎える

日常

煙草の煙と甘ったるいケーキのおかげで胃と肺が重たい
立っているのもしんどくてふらつく
早く家に帰ろう

服のありとあらゆる隙間から容赦なく冷たい風が入ってきて寒いしなんだか息苦しい
頭蓋骨が締め付けられらような感覚がする
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