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まぼろし

妹の友人で気になる子がいますの。
名前は国木田花丸さん。
その子の行動や口調が面白くてついつい目で追ってしまう自分がいたり。
語尾に『〜ずら』と付けたり一人称が『おら』だったり。
そこも愛おしく想ってしまう。
ただ…彼女は妹の友人で。
女性で…受容して貰えるかもわからなくて。
気持ち悪いって思われないかと頭の中でぐるぐるとその事がループしてしまって…。

「ダイヤー!」
「鞠莉…」
「ホワーイ?どうしたの?そんな思い詰めた表情して」
幼馴染みの小原鞠莉。
彼女はいつも突拍子も無い発言や行動をとるけど、困った時は話を聞いて貰っている。
「んーなるほどねーでも、言ってみないとわからなくない?」
「でも…拒絶されたら私は!」
「その時はその時じゃない?
次に進めばいいのよ☆」
「貴女って人は本当に!!」
解っていた。彼女が、どんな返答をくれるのかなんて…。
「はぁー私は本当どうしたら…」
また元の位置に戻ってしまいましたわ。
「おーい!まぁーた眉間に皺寄せて〜どうしたのよダイヤ?」
こちらのポニーテールの彼女も幼馴染の松浦果南。
彼女にも悩みを打ち明ける。
「ふーんなるほどね〜でもねーこればっかりは伝えないと分からないしねー?」
何なんでしょう私の幼馴染はあっけらかんと言いますか物事を安直に考え過ぎていません事?!
「ダイヤー心の声全部漏れてるよー」
けらけらと笑いながら机を叩く南果。
ほんっとに、このお二人方は!
はぁー。
花丸さんにこの想いを打ち明けて良いものなのでしょうか…。





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夢の続き…

ふと目を醒ますとそこは真実(ゲンジツ)だった。
周りは学校の教室で。
私の好きな人は、想い人であろう子と楽しそうに談話をしている。
その光景を何度目にしただろうか…。
チクチクと胸の辺りを指す痛み。
自分でも解っている。
「寝よう…」
そう。眠りについて嫌な物は目に入れないのが一番!
自分に言い聞かせる。
そんな晴れた午後の休憩時間の一コマ。

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