表と裏の1/2

なんだか首が長いリクルーター風の女がいた。背もひょろ高くて細くて首が左に曲がってて、そういう風体にありがちな、ぬーっとしたペースで歩いて改札にむかってた。
そんなときにどういうわけだか、「飲むと泣き上戸とかなるのかな」とか、ほんとにどうでもいいことをかんがえるのだな。

ライナー通過の風圧で髪ボサボサな女の子が髪をなおすあんなに短いスカートはめくれないのに
反対のホームの電車は一両丸ごとセーラー服だらけだ部活帰りか
夕方の電車でそのサングラスはないだろねえちゃん下顎ピアス
パナマ帽のオジサンダンディー差不足ぎみ
本読んでるサラリーマンの本の位置が高すぎだし下唇出てるし
つまんなそうにスマホ弄る本人にその顔は映らないんだろうか
山ガールが山の装備で電車乗ってきた邪魔
お団子頭の女の子のそれつかんだら詰むかなつむわやめとこ

俺が外に昼飯を食いにいかないのは、外が暑いからじゃなくて金がないからである。

広末凉子がいい奥さんな訳がないと思うのだが。

どうしたらいいんだろう。
社会人うん年生の大きな悩み。
誰か聞いて。