たかみつさん
「猫柳、チャラいもん
誰にでも 好き言うしよー」


「は? んなことないし!
たかみつさんだけっすよ」

たかみつさん
「ありがとう(笑)信じるわ」


「信じてー」

たかみつさん
「可愛い猫柳さんよー
また今度添い寝してよー
お願いします」


「はいよー、いつでも」

たかみつさん
「大好きー」


「私も好きー」

たかみつさん
「はよ、寝なあよー」


「おやすみー」

たかみつさん
「はいよ!おやすみ!」



彼がどこまで本気なのか
わからない

たしかに、私は誰にでも軽々しく
好きと言ってしまうところが
あるのかもしれない

だけど、それは 女友達に言う
好きの延長線上みたいなものであって
然程、深い意味はないのかもしれない

これからは、たかみつさんにだけ
たかみつさんにだけ
好きって言ってみることにするよ





たかみつさん
「俺、俺のこと
好きって言ってくれる人が好きなんですよ」


「みんな、そうですよー
嫌い言われた人なんか
好きになれるわけないじゃないですか」

たかみつさん
「だからよー、猫柳が好き」


「だからよー←真似っこ
たかみつが好き」

たかみつさん
「さりげなく、呼び捨て(笑)」


「呼び捨てで、呼んでみた」

たかみつさん
「本気にするよー?」


「本気になればいい」

たかみつさん
「猫柳、男前やなー!かっこいい
そのセリフ俺も使う」


「どうぞー(笑)」