前回からの続きです。
とうとう迎えた9月末。



金:わたしがオールで不在
土:彼氏さんが大阪で結婚式
日:そのまま大阪で男女でUSJへ
月:みそ、友達が彼氏に振られ心配で泊まりに行く
火:記念日でしたが彼氏さんが帰って来る前にみそ爆睡


こんな感じで、肝心の男女USJ付近、
一緒に住んでるのに全く顔を合わせない日々が続きました。



そして水曜日の朝。
みそはやってはいけないことをやってしまいます。


最近ぎこちなくなってしまった不安、
USJで何があったんだろうという不安、
いろんな気持ちが混ざって、

彼氏さんがシャワーを浴びている間に、
iPhoneを見てしまいました。



そしたらば。



おそらくUSJに一緒に行ったと思われる子とのLINEの履歴が残っていて。


どうやら地元が一緒の子のようで、
向こうは東京ではないようなのですが、



「なんでこんなに遠いんだろう〜早く会いたい」
「俺も会いたい」
「今飲んでる〜ふにゃふにゃ
「持ち帰りされるなよ笑」
「○○(彼氏さん)にお持ち帰りされたい
「いつでもお持ち帰りしちゃる」



浮気している、と確信が持てる内容ではなかったですが、
彼氏さんの気持ちがわたしから離れてしまっていることは、
火を見るより明らかでした。


彼氏さんには何も言えないまま、
心臓がばくばくした状態で会社へ。




そしたら、
嫌なことって重なるんですよね。




11時頃、祖父が息を引き取ったと病院からわたしに連絡がありました。




たまたま祖母も母も電話に出なかったとのことで。

ずっと入院中で覚悟をしていたとは言え、
まさか直接わたしに連絡があるとも思わず、
祖母と母に電話をするも出ず。

パニックになったわたしは、震える手で彼氏さんに電話をかけました。


朝のこととか頭から全て抜けていて、
何も考えられない頭で無意識に頼ってしまった感じでした。


まぁ仕事中だから当然なんですが、
電話には出なくって。


「おじいちゃん死んじゃった…」


とLINEを送ったところ、




「マジ?」



と一言だけ返ってきました。



こんな時に嘘つかないよ

そう返したら、

俺だってなんて言ったらいいか分からん

とのこと。



で、段々冷静になってきました。

ああそっか、この人もうわたしのこと好きじゃないんだっけ。
それにしたって、3年半一緒にいた人の家族が亡くなって、
もう少し反応とか気を使えなかったのかい???


この時、わたしの心も完全に彼氏さんから離れました。


こんなことしてる場合じゃない、
とりあえず病院に向かいました。


その後は家族とも合流できて、
無事葬儀を終えることができました。


ですが、その間も心配の言葉があるわけでは決してありませんでした。



そして土曜日の夜まで実家に泊まり、
10日ぶりに彼氏さんと顔を合わせて、



別れ話をしました。




その時は至って冷静で、
お互いにびっくりするくらいあっさりしてました。



私「彼氏さんの気持ちはわたしから離れてしまっていると思う。わたしの気持ちも彼氏さんから離れてる。今回おじいちゃんが亡くなった時の彼氏さんの反応、いくら気持ちが離れてしまってるとは言え、すごくショックだった」


彼「気持ちが離れてるのは確かやな。おじいちゃんのことは、正直俺も近親が亡くなったことがなかったからなんて言ったらいいかわからなかった」


私「それにしたって、大丈夫?の一言くらい言えるでしょう…?でもどちらにせよ、気持ちが離れてしまったなら、…別れよっか」



彼「…そうやな、それがいいと思う」




そうして、わたしたちは別れることになりました。




後は、
わたしは今月中に家を出ようと思う、
とか、家賃の話、家具をどうするか、ハムスターはどちらが引き取るか、
そんな事務的な話をして、


しばらくはベッドに一緒に寝るということで、わたしが先に寝ました。




すると、30分程して彼氏さんがベッドに入ってきて、


「別れるってことがこんなに辛いと思わなかった。こんなに寂しくなるようなことを、今まで俺はみそに何度も言ってたんやな」

「傍にいてくれることが当たり前になってた」

「今までごめん」


そう言って抱きしめてきました。



でも、もう遅いんです。

なんで5月にそれに気付いてくれなかったのか。
今思えば、あの時からわたしの気持ちも少しずつ離れてきてしまっていた。
もうわたしも、戻れないところまで来てしまった。



その日は、泣きながら、
くっついたまま寝ました。
もう恋人ではない状態で。



そして翌日。



わたしは仕事をしながらずっと後悔に苛まれてました。

このまま別れていいのかと。

結構勢いで、
別れますか、じゃあ別れましょうってなったので。



それは向こうも一緒だったようで、
その日の夜、彼と話をしました。



私「このまま別れていいのかな、今回のことも、長い目で見たら乗り越えるべき壁なのかな」


彼「俺は改めて考えて、みそのことがやっぱり好きだと思った。だからもしこのまま別れても、もう一度俺から告白するつもりだった」


そんなことを言ってくれて。


わたしも素直に嬉しくて。
やっぱりわたしもこの人のことが好きなのかもしれない、
一緒にいればやっぱり幸せだし。
嫌いになったわけではない。



その時はもうほぼヨリを戻すって結論になりそうなくらい、
久々にいろんな話をして、
またくっついて寝ました。



一応別れている状態で。
別れてるんだからちゅーはだめだからね!
なんて冗談が飛び交ったりもして。



ヨリを戻すかよく考えるから、
もう少し時間をちょうだい、と伝えました。



そしてわたしも翌日以降、
脳味噌擦り切れるくらい考えました。



やっぱり、3年半ものすごく楽しかったんですよね。

一緒にいて楽だったし、
こんなに落ち着くのは彼しかいないと思っていたし、
ご両親とも仲良くさせていただいて、
わたしがもう一年くらい頑張っていたらゴールインしてたかもしれない。

このブログを読み返して、楽しかった思い出を反芻したりしました。


勢いで別れようとしてるのかな、
この壁も二人ならなんとか乗り越えられるのかな。


そう思って、色々考えを巡らせていた翌日。


彼より早く目が覚めたわたしは、
彼のiPhoneの画面にびっくりするものを見てしまいます。



すみませんまたもや長くなったのでここで区切ります!笑