円環のメモーリア「香月 蓮」



●香月 蓮/カツキ レン(cv佐和真中さん)
花葵神社の人工神。見た目は主人公たちと同じくらいの姿のままずっと生きている。元は人間だが人工神に選ばれた時点でそれまでの記憶を一切消されているので神としての記憶しか持ち合わせていない。純粋で明るくて嘘がつけない。






(途中で断念したため、ネタバレは半分までしか書けてません^^;)

〜ネタバレ〜
突如白葵学園に現れた人工神の蓮。彼は七年前に主人公に自分の力の半分を渡してしまったため、その半分を返して欲しいと言い出した。
七年前の記憶がない主人公は意味がわからないが、蓮自体にも七年前の記憶だけがないため、お互いどうしたらいいのかわからなかったが、主人公が力を持っているということだけは蓮の中に記憶されていた。
もしかしたらその力を返せれば主人公の記憶も戻るかもしれないと、その方法を探し始めた主人公。その間も学園生活に馴染もうと奮闘する蓮と共にたくさんの思い出ができて行く。
人工神である蓮は純粋で明るくて少しおバカだけど、とっても優しい少年だった。そんな蓮はストレートに主人公への好意を示してくれ、無邪気に「大好きだ」といつも抱きしめて微笑んでくれた。そんな子供っぽい蓮に対し母性のような好意を持つが、実は影で一人穢れと戦う蓮が、とても苦しんでいることを知ってしまう。自分は神だから、人のために尽くしたい。そう言って痛みに耐えながら微笑む蓮は、いつも人のために自分を犠牲にしている。そんな神の姿に、胸が痛んだ。
人は便利のために人工的に神を作った。人工神に選ばれた人間は拒否することは出来ず記憶を消され人のために奉仕続ける。そんな当たり前のことを、皆自分とは違う世界と目を背け、おかしいと思いながらもその便利さに異論はしない。そんなことを当たり前にしている人間に、主人公は嫌悪した。
月明かりに照らされる美しい蓮の横顔を見て、胸が痛くなった。
しかし蓮はそれでも絶対に嫌な顔はしなかった。主人公が大好きだからと彼女になって欲しいと言ってきたりもした。お試しでいいから付き合ってから自分を好きになってくれればいいと言い、二人は付き合うようになると、主人公はその蓮の優しさや影の努力に強く惹かれて行く。そしていつしか、蓮を本当に好きだと感じるようになった。
覚悟を決めた主人公は、蓮に「好き」と伝え、これからは本当の彼氏になって欲しいと告げ、二人はそのまま体も結ばれた。
それから二人は、両思いになり幸せを感じる日々が訪れるがその頃から何故か蓮の力が強くなっているようだった。更にそれに伴い主人公の記憶が徐々に戻ってきた。
更に瑛太の行動がおかしくなり、怪しんだ主人公と斗真は瑛太の後を追うと、そこには虚ろな瑛太と蓮にそっくりな偽蓮がいた。その瞬間主人公は急に頭が痛くなり、最後の記憶が戻っていく。
七年前、両親が事故で亡くなってしまい、とても寂しかった主人公は新月の夜の言い伝えを信じ、花葵神社へと訪れていた。神様に、両親に会いたいと言う願いを叶えてもらいたく瑛太を連れて走っていった。しかしそこで出会った人工神の蓮に願いを告げると何故か蓮の命を奪うかのごとく、蓮の胸から命の実が出てしまい主人公はそれを口にしてしまう。それを全て食べて仕舞えばこの世にはいられないことを知らない主人公は、両親に会いたい一心で食べ続けた。それに気づいた瑛太は必死に止めようとしたが、主人公は聞いてくれない。そんな時蓮に似た偽蓮が現れ、主人公を助けたければ「瑛太が主人公をおもうきもちを捧げろ」と言った。主人公を助けたい一心で瑛太はその契約をしてしまった。
記憶が戻ったことで瑛太が身を犠牲にし自分を助けてくれていたことに気づいた主人公。涙がこみ上げるが、主人公たちの前に現れた偽蓮が瑛太を操り、斗真を倒し、主人公や蓮を襲ってきた。蓮や主人公が必死に瑛太に訴えかけるとついに瑛太の呪縛が解け、三人は偽蓮に立ち向かう。

(円環のメモーリア)



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