プリンス・オブ・ストライド「久我恭介」



●久我恭介/クガ キョウスケ(cv諏訪部順一さん)
元ストライド部員で、主人公がストライドに興味を持つきっかけとなった憧れの人物。KGBもとい久我暴力事件から自ら部を辞めたため、周りの人物に不良だと恐れられている。しかし実際は暴力事件を起こしたのは久我を僻んだ先輩部員たちであり久我は何もしていなかった。
門脇が怪我をして試合に出れなくなった際、ついに部に戻ってくる。





〜ネタバレ〜
門脇が怪我をし、試合に出れなくなったことをきっかけにストライド部に戻った久我恭介。元よりストライドを嫌いになったから辞めたわけではなかった久我は、主人公達の熱い想いに素直に答え始める。
久我が加わったことにより更に力をつけたストライド部はトーナメントを勝ち進み、諏訪率いる西星学園をも倒し、ついに決勝で花京院高校との試合になった。花京院は主人公の父である嬢氏を筆頭に八神陸の兄である八神巴もいた。巴は、かつて支倉と久我と仲間としてストライドをやっていた三人組。そんな三人はKGBによりバラバラになってしまい、それからゆっくりと話すこともないまま時は経ち、今ライバルとして敵として肩を並べることになってしまった。
そんな因縁の花京院戦当日、アンカーは久我と巴。二人は接戦の中、主人公が起こした奇跡である「オーバーフロー」の中会話する。アンダー15で支倉に誘われ共にストライドを始めた巴と久我。その時はとても楽しくていつも三人で一緒だった。しかしあの事件でバラバラになり、巴は久我自身の気持ちがわからなくなったと思った。久我からは勝ちたいという気持ちが伝わらない‥なら何故久我はストライドをやっていたのか?そう問う巴に対し「自分が速く走ると支倉と巴が喜ぶから走っていた」と言う。大切な人のためにただ走っていた、だから勝ち負けに興味がなかった。久我はストライドの本来の精神を勝負ではなく生き様で表現している人間なので、勝ち負けには興味がない。それを聞いた巴は「恭介も寂しがりなんだね」と言った。あの頃のように楽しくストライドが出来ていないと巴は言う。弟のために自慢の兄でいようと頑張って、逆に弟を遠ざけた。仲間とは分かち合えないまま海外へ行って、また遠ざけた。そんな自分が今いる場所は「花京院のエース巴」という肩書きだけの悲しい場所。自分もそう、寂しいのだと。けどそれも今更であり、巴は久我に全てをぶつけるかのように走った。そして久我も巴の気持ちを受け入れるため、全力で走った。
結果、久我が勝ち、方南ストライド部は優勝した。
アンカーである久我がゴールした時、主人公は彼の元に走った。涙を流し、ハイタッチする為に手を伸ばすと、久我はその手を引っ張り抱きしめ微笑んで「泣くな、愛している」と囁きキスをしてくれて終わる。
その後、黒部氏が不正問題を起こし、捕まってしまう。その為ストライド自体は低迷してしまうが主人公達はストライドが好きだからと頑張っていた。一方久我とも恋人同士になり、バイクで度々色んな所へ連れて行ってくれる。料理も接客も上手い久我は耕ちゃんにも好かれ、信頼されている。
最後は海辺で将来の話をしながらキスをするスチルで終わる。






(プリンス・オブ・ストライド)



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