灰鷹のサイケデリカ「レビ」



●レビ(cv斉藤壮馬さん)
狼の当主の次男。ラヴァンの弟であり、元気で明るく自警団のリーダーとして皆に好かれている。主人公とは兄弟のように育っているためとても仲が良く、いつも自分が一番主人公を好きだと豪語している。











〜ネタバレ〜
最近街に現れている連続殺人「黒い影」、その正体はなんとレビだった。
レビは昔間違って人を殺してしまうがその時悦びを覚えることに気づく。しかし最初は悪いことをしたのだと正直にフランシスカに相談したところ、なんとフランシスカはレビを褒めてくれた。狼にとって邪魔な存在を殺してくれてありがとう、レビはいい子ね、そう言って優しい笑顔で褒めてくれた。ずっと兄ばかりが母に可愛がられていたと思っていたレビは嬉しかった。だから、その後も「好きな人殺し」をし、それでいて「母に褒められる」という行為を続けた。フランシスカはそれをいいことに、狼にとって邪魔なものは全てレビに殺させていた。
しかし元から殺人衝動はあったレビは魔石によりその脅威を増大させていたが、人殺しをした後は手から血が取れないという幻覚に陥り、いつも寒い川で手が破れるほどこすり洗いしていた。その時とても黒く虚しく悲しい感情が沸き起こり、涙が出そうになった。しかしそこに何も知らない主人公が現れ、その手を握り温めてくれた。そんな主人公の行為に、レビは救われ人としての感情をまだ維持できていた。
その後、この世界がオルガとハイタカもといエイプリルが偶然に作り出した世界だと分かった。そしてその世界をどうするかは主人公にかかっているとヒューは言う。魔女であることが街のみんなにばれ、人々に戒められることになった主人公だったが、そんな主人公を助けたいとレビは泣いてくれる。本当に罪があるのは自分なのに、なんで自分が裁かれずに主人公が悲しい思いをしなければないのかと。そんなレビを見て、主人公はレビを好きだと思った。
そして、ついに魔女としての審議が行われ、なんと黒い影の犯行までも主人公のせいにさせられる。しかしその時主人公は思った、このまま自分が黒い影だと言えばレビの罪は無かったことに出来ると。しかしその時レビが民衆の前で大声で自分がいる黒い影だと叫んだ。
そのことがあり、主人公は何も関係なかったとされ、拘束を解かれ、逆にレビが投獄されてしまう。レビの刑が決まるまで主人公は手紙を送ったり、牢に通ったりした。二人の気持ちはお互いに伝わり、愛しているのだと感じるが二人の間には硬い牢が隔たる。手だけを握り、レビは愛していると伝えてくれ、未来があるならば二人で暮らして夫婦になって子供が欲しいと言ってくれた。
しかし、レビについに刑が下る。極刑は免れたものの、追放されることになる。しかしこの雪の街からの追放は結局は死と同じこと。ただ森を彷徨い死んでいくしかない。
それでも主人公はレビを追った。ようやく見つけたレビに飛びつき、最後まで一緒にいると言った。二人は抱き合い、このまま先があるのか、それとも今すぐにでも終わるのか、何もわからないけれどようやく抱きしめられたことに喜びを感じ、ただ微笑みながらずっと抱きしめあって終わる。

(灰鷹のサイケデリカ)



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