灰鷹のサイケデリカ「旅人」



●旅人(cv浪川大輔さん)
旅人、ヒュー、ハク、アッシュ、骨董屋の老人、その全て。











〜ネタバレ〜
女の格好をして酒場に行くと必ずそこいにた青年、アッシュ。彼は自分が旅人だと名乗り、紳士的で優しく、主人公をただの女の子として見てくれた。
この街のものではない彼は、主人公が男のふりをしていることも、魔女の伝説も何も知らない。だからこそ、主人公は彼により惹かれた。
しかもある日、主人公の目が急に治る。そう、赤くなっていたはずの目は誰が見てももう赤く見えなかった。
それを機に、主人公はただの女の子として生きることにする。酒場でウェイトレスとして住み込みで働き、共に宿を借りてるアッシュと毎日顔を合わす。普通の子として、普通に働く毎日に、とても幸福感を覚えた。そして、アッシュにどんどん惹かれて行く。それはまたアッシュも同じことでついにアッシュは主人公を好きだと言ってくれた。自分が何者だかわからないというアッシュは寂しかったという。だから大好きな主人公が共にいてくれることがとても幸せだと。けど、ごめんね、とも呟いた。その意味がわからない主人公だったが、好きな人に抱かれるのがこんなにも幸せなんだと感じ、彼の腕の中で微笑んだ。

そののち、場所は変わり、春の陽気の中アリアが1つの本を閉じ微笑んだ。傍らには旅人がいて、アリアは彼に「あなたも自由を望んでいい」という。もうあなたは灰の魔女のそばにいる鷹ではないのだからと。そしてまた旅人は旅立って行く。
アリアの元にオルガが現れる。結婚した二人は愛し合っており、オルガはアリアをある場所へと連れてった。そこはスノードロップが咲き誇る花畑。そして、オルガはペンダントをアリアに贈った。自分の一番大切なものをアリアにあげたかったからと。アリアはとても幸せで涙が出そうになるが、オルガの手をとり自分のお腹に乗せる。そして、二人の子供ができたと言った。オルガは喜び、そして二人は花畑で幸せに寄り添った。アリアは言う、この子は女の子で名前も決まっていると。だって自分は魔女だから、未来のことは見えていると。オルガはまた始まったと呆れながらも微笑むが、アリアはオルガや子供達がこの先大変な選択を迫られることがあると思いつつも、それでも自分はずっとそばにいると微笑んだ。


(灰鷹のサイケデリカ)



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