DYNAMIC CHORD feat.[reve parfait] 「月野原久遠」



●月野原 久遠/ツキノハラ クオン(cv鳥海浩輔さん)
レヴァフェのギター担当。バンド名はルーク。主人公の1つ上の先輩で、亜貴の親友。女子からとても人気があり、特定の彼女を作らない遊び人。誰にでも優しくて人当たりも良く、誰とでも仲良くなれる。父は代議士、母は弁護士というエリート一家の長男。中学生の妹の永久を溺愛している。








〜ネタバレ〜


『過去の恋愛の罪悪感に元カノから離れられない、上手に人を愛せない男』


●Mainエンド1「恋人宣言」
久遠率いるレーヴパッフェのマネージャーとして、彼らの仲間の一員になれた主人公。初のライブハウスでのライブも終え、ダイナミックコードから誘われたクリスマスライブの為の新曲を作るべく、皆また力を合わせ動き始める。
そんな頃、マネージャーとして彼らのそばにいることが多くなった主人公はまた見た目の地味さで周りから中傷を受けていた。自分自身を悪く言われるのは構わない主人公だったが、そのせいでレヴァフェのイメージが落ちるのだけは避けたいと思い、ついにメイクをし、自分の見た目に自信をつけようとする。しかしメイクなどしたことがない主人公が悩むと、なんと久遠が主人公にメイクの仕方を教えてくれたのだった。
いつも優しくて、自分を可愛がってくれる久遠先輩。それはいつでも変わらない、けどそれと同時に、誰に対しても変わらない。そんなことをふと気づいた主人公の胸の中に、何故かもやもやとした感情が生まれ始めていた。
久遠にメイクを教えてもらい、少しづつ自分でも努力するようになった主人公だったがそんな時偶然に久遠が女子生徒とキスをしている場面に出くわしてしまう。その場面を見て深く傷つく主人公は、それで自分は久遠を好きになっていることに気づくが、久遠はそんな主人公の気持ちは知らず「お前にだけは手を出さないから安心しろ」と言った。しかしそれは主人公を女として見ていないわけではなく、特別でいて大切だから、だから失いたくないから手を出さないということであったが「お前は大切な妹みたいなものだから」と言う久遠のセリフに、自分には恋愛感情などむけていないのだと思い、主人公は自分の気持ちを隠すことにした。
しかしその頃から久遠の周りに紗那という元カノがよく現れるようになる。久遠は紗那を見つけると酷く傷付いたような表情になり、彼女の言うことにはなんでも歯向かわずにいた。
普段はいつも明るくどの女子に対しても軽口を叩くのに紗那に対しては違うことに気付いた主人公だったが、その真相はとても深い闇にあった。
過去、久遠が中学生だったころとても大好きだった彼女、それが紗那。久遠は本当に彼女が好きで好きで好き過ぎて、彼女をとても束縛した。他の男と少しでも話せば嫉妬し、誰にも触れさせたくなかった。そんな久遠の愛が重くのしかかり、紗那は窮屈さから他の男と浮気をしてしまう。そして偶然にもその場面を目撃してしまった久遠は、怒り狂いその浮気相手を殴り、気絶しても殴り続けた。そしてそれは紗那へも向き、紗那の首を絞めた。その時偶然一緒にいた亜貴が久遠を止め大事には至らなかったが、その出来事が紗那を狂わせてしまった。
その後、紗那の事を吹っ切れた久遠であったが紗那の方はその事件のせいなのか情緒不安定になり、久遠の所へ度々顔を出しており、わがままを言って久遠を困らせていた。久遠が拒むと紗那は必ずリストカットをするようになり、そんな風になってしまったのは自分がちゃんと愛してあげられなかったせいだと責任を感じ紗那から離れることができなかった。
しかし、それで苦しんでいることに気づいた親友の亜貴は久遠を平手打ちし、目を覚ませと説得する。誰よりも久遠を大切に思ってる亜貴の友情に心打たれ、ようやく紗那と向き合おうと決める。
そして、久遠はそんな時も支えてくれていた主人公を好きになっていた。いつも気晴らししたい時に来ると言う海へ主人公を連れて行き、浜辺で寄り添いあってる時に主人公が思い余って久遠のことが好きだと言ってしまう。驚く久遠だったが、自分も主人公を好きだから紗那とちゃんと決着がつくまで待って欲しいと言った。
次の日、別れ話をしたにもかかわらず諦めきれない紗那は久遠を待ち構えるために校門へと来ていた。紗那は主人公を罵り、叩こうとするがそこに亜貴と久遠が現れ、久遠はそこでハッキリと紗那を愛していないと告げ、自分が愛していてこれからも愛したいのは主人公だと言ってくれた。
ようやく紗那と決別できた久遠。自分はあの事件以来人を愛するのが怖くていい加減な付き合いをして来たけれど、上手くできるかわからないけど幸せにしたいからと、主人公と恋人になりたいと言ってくれる。
その後レヴァフェはクリスマスライブを成功させ、ダイナミックコードにスカウトされることになる。
打ち上げをするために久遠の家に集まるメンバーに久遠は主人公と恋人になった事を宣言し、終わる。

●Mainエンド2「恋人同士の秘め事」
エンド1と同じ流れで最後にクリスマスライブの後が変化する。
メンバーたちに二人は恋人同士であることはもう知られており、二人は相変わらずラブラブだが、まだ深い関係まで進展していないことを夏菜子たちに指摘され、久遠を押し倒したほうがいいとアドバイスされる主人公。久遠と二人なりになった時に思い切って実践してみるが久遠は驚き、そして大切だからお前が覚悟できるまで待ってると言ってくれ、キスをしてくれて終わるエンド。

●encoreエンド1「Birthday Night」
本編その後、付き合い出した2人の話。
ダイナミックコードよりメジャーデビューが決まったレヴァフェ。その為の曲作り、レッスンが始まり、更には大学受験がある久遠と亜貴は更に忙しくなっていく。
過去のことで人を愛するのが上手くないと思う久遠だったが、迷いながらもひたむきに主人公を愛し、たまにぶつかったりするものの、主人公は全てを受け入れてくれた。親から期待され続け甘える事を許されなかった立場の久遠は、甘えることができなかったが、主人公は自分に甘えていいのだと教えてくれ、ようやく自分の場所を見つける。
しかしまだ諦めていなかった紗那が2人の前に現れ、ナイフを持ち出し襲いかかろうとまだするが、もう本当に紗那を好きではない事を必死に訴え、主人公との愛を認めた紗那はついにもう目の前に現れることはなかった。
久遠はメジャーデビューすることを両親に反対されていたが、卒業パーティーでライブを行い、自分たちの全てを両親に見てもらい、条件付きだがデビューを許された。
そしてめでたくレヴァフェはデビューする。
あっという間に人気が出て中々会えなくなる主人公と久遠。しかし久遠と久遠の父親が同じ誕生日であることで、その日大きな船上パーティーをやるからと、主人公を着飾って招待してくれる。そこで主人公を自分の恋人だと紹介して、両親とも上手くやれそうなスタートをきる。
最後は船の中の宿泊スペースで愛を確かめ合う2人。これからは「先輩」ではなく「久遠」と呼び捨てにしてほしいと独占したがる久遠とベットの上で愛し合うスチルで終わる。

●encoreエンド2「呼び慣れない名前」
エンド1の最後で船の中での会話のあとのような流れ。
本編で初めてキスをした浜辺で楽しく遊びながら、今度はお互いの愛を伝えられるキスが出来ると幸せそうにキスをして終わる。スチルは無し。




(DYNAMIC CHORD feat.reve parfait)



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